
紫外線という言葉はよく聞く話で、夏に向かっていくほど気になってきますね。
その紫外線とは、3種類に分けられていて、地上に届いているのが2種類になります。
残りの1種類は、オゾン層によって地上に届いていませんが、もしも地上に届くようになりますとどうなるのでしょうか?
気になるオゾン層や紫外線による身体への影響について述べていきます。
紫外線を遮断するオゾン層とは?
オゾン層は、地球の表面をおおっているオゾンといわれる物質が多くある層のことを言います。
そして、地上から約10km~50kmぐらいの上空に大気圏が存在してオゾン層も存在します。
太陽からの光線の中に紫外線があり、オゾン層によって地上を守っていることのなります。
紫外線が全く地上に届かないわけでもなく、紫外線は、波長によって3種類に分類されています。
紫外線A波は、波長が長くてエネルギーをあまりもっていません。しかし、オゾン層を通過して地上まで届いています。また、B波ほど有害ではありませんが、長い時間において浴びていますと健康に問題が生じてきます。
紫外線B波は、波長が中ぐらいでエネルギーは紫外線A波よりもっています。しかし、約50%はオゾン層によって吸収されますが、残りの約50%は地上まで届いています。また、一般的に有害な紫外線と言われています。
紫外線C波は、波長が短くてエネルギーは膨大にもっています。しかし、オゾン層によって吸収されますので、地上に届いていません。そして、もっとも危険な光で殺人光線とも呼ばれています。
オゾン層があるおかげで、生物や植物が地上で生きていけていると言われていますし、もしも、オゾン層が存在していないと紫外線C波が地上に届きますので、地上にある全ての動植物は殺人光線を浴びることになり死に絶えます。
ですので、オゾン層は動植物が生きていくためには必要な物質になります。
紫外線が身体によい影響は?
紫外線を浴びることによって体内でビタミンDの合成的化学変化するのに役だっています。
ビタミンDはカルシウムを作るのに必要とされています。しかし、最近では紫外線を浴びてビタミンDを促進させなくても日常生活をおくる上で食品から摂ることができると考えられていますので、無理に紫外線を浴びる必要はありません。
皮膚科で、紫外線の一部の波長をうまく利用して、特殊な機械で一部の紫外線をあてることによって、アトピー性皮膚炎などの治りにくい皮膚病に対しておこなう光学療法として使われています。
身体に直接よい影響ではありませんが、紫外線には殺菌効果があると言われていますので、洗濯物や布団などを太陽の光にある紫外線で乾燥させることで、微生物などが死滅して清潔になります。
紫外線が身体に悪い影響は?
紫外線を浴びることによっておこる日焼け(サンバーン)になります。
紫外線は微生物を死滅させる効果がある危険な光になりますので、人間も例外ではありません。
少ない紫外線でも、年数を重ねていきますと、長年にわたり紫外線を浴びてきていますので、シミやしわ、皮膚の腫瘍(しゅよう)などの症状がでてきます。
人によって違いがありますが、紫外線によっておこる光線過敏症などの皮膚症状がおこり、日中は外に出ることができなくなります。
また、紫外線だけが原因ではありませんが、眼の病気で角膜炎や白内障などの病気が起こりやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
地球にオゾン層があるおかげで紫外線の危険から守ってくれていますので、私たちは、無事に生活ができていますが、オゾン層がなくなりますと生命の危機になります。
そして、紫外線は一部では、身体によい影響もありますが、悪い影響のほうが多いように考えられていますので、外出の時には、紫外線をあまり浴びないように注意してくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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