
冬になりますと血圧が上昇するというあなた!若いころは、会社の健康診断で血圧測定があっても気にならなかったと思います。
しかし、年齢を重ねていきますと、健康診断の度に血圧が気になります。
特に寒くなりますと、血圧がビックリするぐらいに上がりますので、本当に大丈夫なのか?心配ですよね。
気になる冬の血圧について考えていきます。
冬になるとなぜ血圧は上がるのか原因は?
1つ目の原因として、寒さへのストレスが考えられます。
冬は寒いので、体内の熱を外に逃がさないように反応しますし、
特に手や足などの先まで血液を
送って体が冷たくならないようにします。
しかし、心臓から送り出される血液の圧力は、ほぼ一定ですので、
早く細部まで血液を送るために血管が細くなり
血液を送りますので、血圧が上がります。
2つ目の原因として、塩分を多く摂っていると考えられます。
あなた自身は、気をつけていても知らない間に
塩分を多く摂ってしまっている場合があるからです。
冬は寒いこともあり、食事量が多くなりがちですので、
その結果、塩分も多く摂っていると言われています。
食塩には、ナトリウムが含まれています。
ナトリウムは栄養素の1つですので、摂らないわけにも
いかないですが、摂り過ぎますと血圧を上げると言われています。
標準の成人で1日に摂取する
塩分の量は10g未満がよいとされています。
冬に血圧を下げる方法は?
会社員のあなたでしたらよくわかると思いますが、
忘年会や新年会または、会社帰りに寒いので、少しだけと言って、
飲みに行く機会が増えますので、特に注意が必要になります。
忘年会や新年会または、飲み会などの場では、
飲む量や食べる量が多くなってきますので、
過剰に塩分を摂ってしまう可能性がありますので、
特に気を付けてください。
寒い冬だけに高血圧が起こる場合には、近くの内科に受診して、
診察をしてもらい、先生が血圧測定をして、
やはり、血圧が高いようでしたら、
血圧を下げる薬を処方してもらえます。
しかし、出来れば、薬に頼らずに、普段の食生活を見直して、
血圧を上げないようにする努力も必要でしょう。
ちなみに、高血圧と診断されますと、一日に摂る塩分の量は、
7g未満がよいとされていますので、味がうすい食事になり、
何とも味気ない感じがするでしょう。
冬に血圧を下げる対策は?
冬に血圧が上がりやすいあなたは、常に寒さ対策や食事などに
気を使っていると思いますが、ストレスで体に疲れをためている場合は、
最低6時間以上の睡眠をとって血圧を下げるように心がけてください。
また、1日にとる塩分は10g未満がよいとされていますので、
できる限り味は薄めの塩分控えめの食事をしましょう。
お医者さんに行って、血圧が高い冬だけ、
薬を処方してもらう事も考えられます。
血圧を下げる薬は、生活習慣が改善されれば血圧も
下がってきますので、正常な血圧になればお医者さんと
相談して薬をやめることも可能になります。
ちなみに、私はそれまでどうもなかった血圧ですが、
急に上がり、最高血圧が180mmHgぐらいで、
最低血圧が95mmHgぐらいでしたので、
すぐに近くの内科に行って、診察しましたところ、
やはり、高血圧と言われて、食事制限と運動も積極的にするように
言われて、血圧を下げる薬を処方してもらいました。
その後、塩分を控えて、運動をしたりしましたが、
一向に下がりませんでした。
結果的には、よくわかりませんが、
ある精神疾患の薬を飲みだしてから、急に血圧が上がりましたので、
薬の副作用かも?と先生に言いますと、その薬の量が減っていった結果、
比例して血圧も下がっていきました。
今では、血圧の薬を飲んでいませんし、逆に低いぐらいです。
また、適度な運動をしますと、血圧を下げる効果が期待できます。
ウォーキングなどで、少し汗ばむ程度の速さで約20分以上を毎日、
歩き続けると効果があると言われています。
ちなみに、連続でなくても、わけて歩いても効果があります。
例として、
1回で20分でなくても、朝10分、夕方10分でもよいです。
外に出かけなくても、
室内でストレッチや家事を多くして運動量を増やすのもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬だけ血圧が上がるあなたの体は、高血圧の状態が続きますと、
心筋梗塞や脳卒中などがおこしやすくなります。
できるだけ運動や生活習慣の改善をするように心がけて、
あなた自身の血圧を常に注意してくださいね。
また、ストレスをため込まずに発散するようにして、
休日などは、何か趣味などを楽しんでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。