沖縄観光でモノレールの特徴や利点と観光に行けるところは?

沖縄へ旅行に行く日程にもよりますが、北部や中部の方に行きますと時間がかかってしまい、なかなか思うように観光したい場所に行けない場合もあります。

また、金額的なことも考えますと、観光タクシーや観光バスなども費用がかかります。

北部や中部の方に行けませんが、モノレールを使って観光する場所もたくさんあります。

沖縄本島にあるモノレールの特徴や利点また、モノレールだけを使って観光できる場所などをご紹介致します。

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沖縄観光でモノレールの特徴は?

沖縄本島にあるモノレールは
「ゆいレール」という愛称で呼ばれています。

沖縄で「ゆいまーる」という言葉があり、
「ゆい」という言葉を使って
「ゆいレール」になりました。

ちなみに、「ゆいまーる」とは、
1人でする作業は時間や労力がかかってしまうのを、
みんなで助け合って作業をしていこうという
結び合いや助け合いを意味しています。

今では、沖縄県民だけでなく観光にくる人に
とっても大切な交通手段になっています。

ゆいレールは、2両で1編成になっていて、
約160人を乗せて走ることができます。
(座席数は65席です。)

車内には、展望席や車いすスペース、
優先席などが設けられていて観光客や障害者に
とっても乗りやすいモノレールになっています。

また、高低差もあり、
地上から約8mから約20mの高さを走りますので、
すばらしい景色を眺めることができて楽しめます。

安全面においても、
自動列車制御装置(ATC)と列車検知装置(TC)が
設置されていて、列車の速度を検知して、
制限速度を越えると自動的にブレーキが
働くシステムになっています。

また、異常時には、他の車両と連結して、
乗務員室の中央にある扉から他の列車に
避難ができるように設計されています。

そして、各駅のホームに落下防止のために
安全策やホームドアが取り付けられていますし、
駅員が見まわりをしたり、防犯カメラが
設置されていて安全を徹底しています。

最高時速は、約65kmになり、
少しものたりない感じになりますが、
景色を楽しむのでしたらちょうどよい速さになります。

ゆいレールのお問い合わせなどは、
那覇空港駅 電話番号:098-859-6601
または、首里駅 電話番号:098-886-9915です。

他の各駅にも電話を設置していますので、
詳しくはゆいレールのホームページを確認してください。

沖縄観光でモノレールの利点は?

那覇空港駅から首里駅まで
12.9キロを約27分で走ります。

路線バスで那覇空港から首里まで行きますと、
那覇市内の渋滞などがあったりして、
早くても約40分かかりますし、
遅くなりますとそれ以上の時間がかかることになります。

ゆいレールは、定時運転していますので、
遅れることはほとんどありません。

しかも、朝と夕方のラッシュ時間帯になりますと、
6分~7分間隔で運転していますし、
ラッシュ時間以外でも10分間隔で
走っていますので、本数が多いです。

モノレールといっても、車輪はゴムタイヤに
なっていますので、大きな振動があまりありませんので、
騒音の心配もなく快適に乗ることができます。

1日フリー乗車券と2日フリー乗車券を
各駅で販売していてフリー乗車券を提示するだけで、
割引になる施設や飲食店もあります。

1日フリー乗車券は、大人:700円、小人:350円。
2日フリー乗車券は、大人:1,200円、小人:600円です。

購入後から24時間や48時間有効になりますので、
乗車する当日に購入することになります。

ですので、前日などに買ってしまいますと、
翌日になりゆいレールに乗ろうと思っても
有効期限が切れているなんてことになりますので、
注意してくださいね。

また、割引で入れる施設や飲食店などが
わかる「ゆいレールnavigator」というパンフレットを
受け取ってくださいね。

沖縄観光でモノレールを使って行けるところは?


ゆいレールの終点駅が首里駅になりますので、
そちらから首里城公園に歩いて行くことができます。

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首里城公園の中に首里城があり、
観光名所としても有名なところです。

ただ、首里城公園は、標高約120mの小高い丘の上に
ありますので、首里駅から行く道中は登り坂になります。

そして小高い丘の上にあるということで
那覇市の町並みが見渡せる場所になりますので、
景色はとてもよいです。

首里城公園は、無料区域と有料区域に分かれていて、
期間によって開園時間が違います。

無料区域の開園時間です。
4月~6月は、8:00~19:30です。
7月~9月は、8:00~20:30です。
10月~11月は、8:00~19:30です。
12月~3月は、8:00~18:30です。

有料区域の開園時間です。
4月~6月は、8:30~19:00です。
入館券販売締切時間は、18:30です。
7月~9月は、8:30~20:00です。
入館券販売締切時間は、19:30です。
10月~11月は、8:30~19:00です。
入館券販売締切時間は、18:30です。
12月~3月は、8:30~18:00です。
入館券販売締切時間は、17:30です。

休園日は、7月の第1水曜日とその翌日です。

首里駅から首里城公園までは、徒歩で約15分です。

首里駅を通る路線バスがあり、
首里城公園近くまで路線バスで行くとだいぶ楽です。
(バス代は別途必要です。)

入館料は、
大人:820円、中人(高校生):620円、
小人(小、中学生):310円、6才未満:無料です。

ここで、モノレールのフリー乗車券を
提示しますと割引が適用されます。

入館料は、
大人:660円、中人(高校生):490円、
小人(小、中学生):250円、
6才未満:無料と安くなります。

ただし、フリー乗車券の有効期間内で
1枚で1人のみ1回だけ割引になりますので、
2回目の入館は普通の料金になります。

お問い合わせは、
首里城公園管理センターで
電話番号:098-886-2020です。

首里城公園から南に歩いて約10分のところに、
玉陵 【たまうどぅん】があります。

琉球王国時代に作られた巨大な石造りの王様のお墓になります。

玉陵は、2000年12月に世界遺産として登録されています。

営業時間は、9:00~18:00で、
入場締切時間は17:30です。
そして、年中無休です。

入場料は、
大人:300円、
小人:150円(7才~16才)です。

ここでもモノレールのフリー乗車券を
提示しますと割引が適用されます。

入場料は、
大人:240円、
小人:120円(7才~16才)と安くなります。

お問い合わせは、
電話番号:098-885-2861です。

ゆいレールの途中の駅で「おもろまち駅」で
下車して徒歩で約5分のところに
沖縄県立博物館・美術館があります。

沖縄の歴史や文化そしてアートなどが
見られる場所になり、博物館と美術館が
複合している施設になります。

開館時間は、
9:00~18:00で最終入館時間は、17:30です。
ただし、金曜日と土曜日は20:00まで開館で、
最終入館時間は、19:30です。

定休日は、
月曜日と12月29日~31日、1月4日です。
月曜日が祝日の場合は翌日が休館日になります。

博物館の入館料は、
大人:410円、
大学生・高校生:260円、
中学生、小学生:150円です。

ここでもモノレールのフリー乗車券を
提示しますと割引が適用されます。

博物館の入館料は、
大人:330円、
大学生・高校生:210円、
中学生、小学生:120円と安くなります。

美術館の入館料は、
大人:310円、
大学生・高校生:210円、
中学生、小学生:100円です。

ここでもモノレールのフリー乗車券を
提示しますと割引が適用されます。

美術館の入館料は、
大人:250円、
大学生・高校生:160円、
中学生、小学生:80円と安くなります。

お問い合わせは、
電話番号:098-941-8200です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

沖縄本島を走るゆいレールからの景色がよいですし、
道路の渋滞に巻き込まれる心配もなく時間通りに
到着する安全な乗り物になります。

また、1日フリー乗車券や2日フリー乗車券を
購入しますと全ての施設ではありませんが、
割引が適用される施設もありますので、
お得感があります。

もちろん、飲食店でもフリー乗車券を
提示しますとサービスしてくれるお店もありますので、
そのお店をねらって行ったほうがよいでしょう。

単純に、那覇空港駅から首里駅までの普通運賃は、
大人で330円になりますので、
往復すると660円ですが、途中で降りたりしますと、
フリー乗車券のほうが安くなります。

ゆいレールで観光を考えているのでしたら、
ぜひ、フリー乗車券を購入したほうがお得になるでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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