父の日は日本ではいつ?また、世界では?そして由来や贈る花もあった?

毎年ある父の日ですが、いつだったのか?もわからなくていつの間にか終わっていたなんてことがありますよね。

また、母の日は、知名度があり、お店やスーパーなどでもカーネーションやプレゼントの品物が販売されていたりとわかりやすい感じです。

母の日があるのですから、父の日もあって当然な気もしますが、知名度が少ないイメージですので、再度、父の日はいつなのかを確認する意味でも読んでもらえたらありがたいです。

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父の日は日本ではいつ?また、世界では?


日本で父の日が正式に決まったのは、
昭和47年(1972年)に6月の第3日曜日になりました。

その頃は、あまり知名度がなく、
母の日を知っていても父の日を
知らない人が大多数をしめていました。

そして、昭和56年(1981年)に
日本ファーザーズ・ディ委員会が設立されて、
毎年、いろんなキャンペーンをおこなっています。

それ頃から、日本においても
一般的に父の日が少しずつ
知られるようになってきました。

また、デパートや百貨店においても
父の日を宣伝することで、
売り上げを上げるようにしたことも
知名度を上げる要因とも言われています。

では、世界各国では父の日は
いつになるか?主な国をあげていきます。

2月23日が、ロシア。

3月19日が、
ボリビア、イタリア、
ポルトガル、スペインなど。

5月8日が、韓国。

6月の第3日曜日が、
日本、中国、アメリカ、インド、イギリス、
カナダ、チリ、コロンビア、フランス、
トルコ、ペルー、南アフリカ共和国、シンガポールなど。

9月の第1日曜日が、
オーストラリア、ニュージーランド。

11月の第2日曜日が、
フィンランド、ノルウェー、
アイスランド、スウェーデン。

となり、各国によって日が違ってきますが、
6月の第3日曜日が一番多いようです。

父の日が作られた由来は?

母の日と同様に父の日もアメリカが関係しています。

アメリカがまだ、南北戦争をしている時代に、
ソラナ・ドットと言われる女性の父親が南北戦争に行き、
母親がソラナを含む6人の兄弟を育てていました。

そして、南北戦争が終わり、
父親が帰ってくると、母親は過労で亡くなってしまいます。

その後、父親は家事や仕事を両立させて、
ソラナを含む6人の兄弟を立派に育てました。

子供たちを立派に育てた父親は、
それを見届けるように亡くなってしまいます。

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その当時から母の日はありましたが、
父の日がありませんでしたので、
そこで、ソラナは父親に感謝する日を作ろうと牧師教会に伝えて、
受け入れた牧師教会が1910年6月19日に初めて祝われました。

その後、アメリカ全土に広まっていき、
1972年にアメリカで正式に父の日として国の記念日になりました。

そして、世界各国でも父の日が
広まっていき、今に至っています。

ですので、父の日は母の日と同様に、
感謝の気持ちを表す日でもあります。

父の日に贈る花もあった?


母の日に贈る花と言いますと、
カーネーションになります。

では、父の日に贈る花と言いますと、
バラになります。

それは、ソラナが父の墓石に白のバラを
供えたところからきている説があり、
他にもいろんな説がありますがハッキリとわかっていません。

そして、キリスト教にも関係していて、
バラの色で赤は生きている父親に、
亡くなっている父親には白のバラという
感じで意味がついています。

そうなりますと、生きている父に白いバラを贈りますと
あまりよくない感じがしますが、
日本においては、キリスト教でない人が多数いますので、
あまり気にする必要がないように思えます。

また、日本ファーザーズ・デイ委員会で
おこなっているいろんなキャンペーンでは、
父の日に「黄色いリボン」を贈るよう広めています。

どこから、黄色が出てきたのかと言いますと、
黄色は、イギリスで身を守るという意味があり、
イギリスからアメリカに渡たり住んでいる
人の父親や夫が戦争などに行ったときに、
家族としては、無事に帰ってきますようにと
祈るために黄色が使われていました。

そういえば、昔に日本で「幸せの黄色いハンカチ」
という映画がありました。
高倉健が主演の映画ですが、最後には、黄色いハンカチが
たくさんあって、ハッピーエンドになる話です。

もしかすると、黄色は幸運を
呼ぶ色なのかもしれないですね。

しかし、黄色のバラの花言葉は、
「嫉妬(しっと」)になり、恨む(うらむ)やねたみ、
憎しむ(にくしむ)などの意味がありますので、
あまりよいとは言えませんね。

それに対して、赤いバラの花言葉は、「愛情」や「情熱」になりますので、
父親に赤いバラを贈るときでも花言葉を
言いいますと渡しやすいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

父の日は、母の日と同様に
感謝の気持ちを表す日としてあります。

また、日ごろからあまり父親と話などを
していないあなたにとっては、
話すことができる絶好のチャンスになりますので、
たとえ1本の赤いバラでもよいので
感謝のメッセージなどを添えて
贈ってみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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