梅雨の時期にカビが発生する原因や家の中で増やさない方法は?

冬の時期には気にしていなかったカビですが、暑くなってきて梅雨の時期になってきますと急にカビが発生してきます。

カビ自体は、菌になり少ない場合には、目で見えない状態ですが、繁殖して多くなりますと目でも確認できます。

そんな気になるカビが発生しやすい家の中で増やさない方法などを述べていきます。

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梅雨の時期にカビが発生する原因は?


冬は、空気が乾燥していて湿度が少ない状態ですので、インフルエンザなどのウィルスに注意が必要でした。

そして、夏に向かっていくにしたがって暑くなり、梅雨があり湿度が高い時期になります。

カビが快適な環境というのは、温度が20度~30度で、湿度が60%~90%、酸素と食べカスや紙などがあれば繁殖をしていきます。

ですので、蒸し暑い梅雨の時期には、温度が高くて湿度もしっかりとあり、酸素と紙や食べかす、部屋にあるあらゆるものが栄養源になってカビが増えていくことになります。

カビを大きく分けますと3つに分類されます。

1つ目が黒カビです。お風呂場のタイルの間にある黒いものがカビの集団になっているものです。

2つ目が赤カビです。洗面所やトイレなど水回り付近に発生しやすいカビになります。

3つ目が青カビです。梅雨の時期に部屋のにおいをかいで、何かカビくさいと思われるものになります。

日本では、北海道は梅雨がないと言われていますので、湿度があまり高くなりにくいですが、それ以外の地域に住んでいる場合には、カビが発生する可能性が非常に高いと言えます。

梅雨の時期にカビが発生しやすい家の中では?


家の中でカビが発生しやすい場所を言いますと。

まずは、水回りで黒カビが発生しやすい場所になります。

風呂場のタイルの間や浴槽と天井や排水溝、洗面器、お風呂場用のイス、シャンプーやリンスなどを入れているケースなど風呂場全体がカビを発生させる場所になります。

そして、洗面所では、蛇口付近で水がたまっている状態であったり、極端な例で言いますと、歯ブラシもぬれている状態で放置していますとカビが発生します。

トイレ内で便器はカビが発生させる場所になり、便器をきれいにしていてもその周辺でカビが発生している場合もありますし、トイレに付いている手を洗う場所もカビには注意が必要です。

キッチン回りも水を使う場所になり、シンクや食器などを洗うスポンジを置いている場所や排水溝などもカビが発生する場所になります。

食器洗浄機なども忘れがちですが、水を使って汚れを落としますので、カビが発生する場所になります。

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洗濯機も水を使って汚れものを洗ったりしていますので、水を使う場所になりカビが発生しやすい場所になります。

部屋では、エアコンはカビが好む場所になり、フィルターなどにはホコリと一緒にカビが発生していることが多いです。

ベッドなどがある部屋では、ベッドの下にホコリがたまっていて、カビが発生しやすい場所になります。

掃除機の中にあるゴミパックなどは、掃除をした後にホコリがたまっている状態にありますので、カビが発生しやすい場所になります。

カーテンを見落としがちですが、窓付近についていますので、湿気を吸っている可能性が高くてカビが好む場合になりますので注意してください。

押入れも湿度が高い状態にありますので、注意が必要になります。

他にもカビが発生する場所がありますので、特に水を使う場所は注意が必要になります。

梅雨の時期にカビを増やさない方法は?


カビは、高い温度と高い湿度、酸素、栄養などがあれば増殖していきますので、増やさないようにするためには少しでもその要素を減らす必要があります。

風呂場などは、湿度が高い状態にありますので、換気扇があれば回したり、窓を開けるだけでもよいでしょう。

しかし、風呂場の水分は、なかなか蒸発しにくいですので、体をふいたバスタオルなどでお風呂の浴槽やタイル、床を拭くだけでも効果が期待できます。

洗面所においても、手や顔を洗ったあとは、タオルなどで蛇口付近や洗面台を拭くだけでも少しましになります。

洗濯機においては、洗濯したあとは、洗濯機のカバーを開けておいて乾燥させるようにしたほうがよいでしょう。

エアコンなどは、フィルターを小まめに掃除するしか方法がない感じです。最近では、フィルターを自動で掃除してくれるエアコンもありますので、それを活用して掃除するようにしてくださいね。

ベッドの下も掃除機で小まめにホコリなどを取り除いて、掃除機が吸ったホコリなども早めに捨てるようにしてください。

カビが発生しにくい環境は、空気を循環させることでもあります。

押入れなどは、閉めたままにしていますので、空気が循環していない状態ですので、開けて空気が循環するようにすれば効果が期待できます。

エアコンの除湿機能を使って除湿する方法もありますが、電気代がかかってしまいますよね。

それでしたら、単純に空気を循環させるために、窓を開けたりして空気の入れ替えをするだけでも少しはましになります。

扇風機を使って空気を循環させる方法もあります。エアコンよりも電気代が安く済みますのでお試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カビは、夏に向かって暑くなる梅雨の時期に発生しやすい状態にあります。

そして、カビの繁殖を少しでもなくすようにするためには、小まめな掃除が必要になります。

雨が降っていますと、窓を開けられない場合がありますので、晴れた日ぐらいは窓を開けて換気するようにしてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました

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