
梅雨の時期になりますと、雨がよく降って湿度が高くて蒸し暑い感じがしますね。
しかも、雨が降るために部屋の湿度も高くなり、洗濯物などを部屋で干したりしていてもかわきにくくなります。
エアコンの除湿機能を使えば、少しは部屋の水分が少なくなり部屋で干している洗濯物もかわきますが、電気代がかかってしまいます。
そこで、部屋の除湿方法として、安くてエコな部分もあり消臭効果などがある方法を述べていきます。
梅雨の時期に除湿方法で簡単にする方法は?
最近の飲み物は、
ほとんどペットボトルに入っている場合が多いです。
そうしますと、ほとんどの自宅には、
ペットボトルがあると考えられます。
そのペットボトルを利用して
除湿をしていく方法があります。
もう知っていると思っているあなたも
再確認する意味で読んでいただけますと
ありがたいです。
ペットボトルは、
2リットルぐらい入る物を用意して、
7分目から8分目ぐらいまで水を入れて
冷凍庫で凍らせます。
(もちろん500mlのペットボトルでも大丈夫です。)
凍らせる途中で、ペットボトルに入っている水分が
凍っていきますが、7分目から8分目ぐらい入れた水は、
体積が大きくなりますので、
水の状態で入っていた量よりも多くなります。
水を凍らせると体積が大きくなる理由は、
水特有の結合方法にあります。
水の分子は、弱い力で引き合っていますが、
凍っていきますと、一定の間隔を開けて
凍っていくようになるために
その間隔分だけ体積が増えてしまいます。
そして、水が氷になったペットボトルとタオル、
ペットボトルの底面が入るぐらいの
容器や皿などを除湿する部屋に持って行きます。
容器や皿などを置いて、
タオルを容器や皿の中に敷いて、
その上に凍らせたペットボトルを置きます。
そのままの状態で置いておきますと、
ペットボトルに水滴がたまっていきます。
この水滴は、部屋内にある水分になり、
除湿していることになります。
理由は、凍らせたペットボトルの周りの
空気が急激に冷やされて、
水分となりペットボトルについて結露となります。
ペットボトルの下にあるタオルをしぼったり、
容器や皿などにたまった水を捨てるだけです。
実際に、凍らせたペットボトルに
水分がつくという事は、空気中の水分量が
減ることになり、除湿効果が期待できます。
梅雨の時期に除湿方法とエコにも役立つ方法は?
新聞の勧誘ではないのですが、
新聞をとっているのでしたら、
そのまま古新聞として出してしまうのは、
もったいないです。
梅雨の時期に除湿をしてくれるものとして、
新聞紙がとても役にたちます。
それも知っていると思っているあなたも
少しだけ読み続けていただけるとありがたいです。
昔からの知恵になっていて、
新聞紙は湿気を吸収してくれます。
新聞の中に入っている宣伝や
広告ではあまり意味がありません。
それは、新聞紙の紙自体の表面が
デコボコになっていて、水分を多く吸収しやすい構造に
なっていますので、除湿効果があると言えます。
単純に洗濯物を干ししている部屋に
新聞紙を敷いておくだけでもいいですし、
丸めて転がしておいてもよいです。
特に、洗濯物の下に新聞紙を敷いたり、
丸めて転がしているだけでも除湿されます。
さらに、水分を吸収した新聞紙を捨てずに
天気のよい日に干しておきますと、
かわきますので、再利用することができ、
とてもエコな品物です。
しかし、新聞紙を敷いたり、丸めて転がしている
状態の部屋は、見た目があまりよいと思いませんので、
誰も来ない日などにしたほうがよいでしょう。
他にも、靴箱や押入れ、クローゼット、
タンスなどの中に入れておきますと、
湿気を吸い取ってくれますので除湿効果があります。
また、ぬれた靴やブーツの中に丸めた新聞紙を
足の先まで詰めて入れておくだけでも、
湿気をとってくれますし、
イヤなにおいもある程度、吸い取ってくれます。
かわいた新聞紙は、パリパリっと音が鳴りますが、
湿気を吸った新聞紙はヘナヘナ状態に
なっていますので、湿気を吸い取ったことになります。
見た目はイマイチでも、除湿効果が
ありますので、一度お試しくださいね。
梅雨の時期に除湿方法と消臭効果があるものは?
少し、お金がかかりますが、
上手に使っていきますと、半永久的に使えて、
除湿効果や消臭効果だけでなく、
保湿効果も期待ができます。
それは、炭です。
特に最近では、竹炭で除湿する商品も数多く出ています。
竹の炭は、洗ってから天日干しをして
乾燥させておき、雨が降っている日など
湿度が多い日に、部屋に置いておくだけで、
除湿効果と消臭効果が期待できます。
そして、水分を吸った竹炭を一度、
お湯で洗って乾燥させますと、
再度、利用することができます。
また、逆に冬など乾燥している場合には、
水分をしみ込ませた竹炭を部屋に置いておきますと、
竹炭から水分が蒸発して保湿効果も期待できます。
竹炭だけに限らず、他の炭でも代用ができます。
例えば、バーベキューなどに行ったときに、
炭が余った場合には持って帰り、
洗ってから乾燥させておいて、
湿度が多い日に部屋に置くだけでも
除湿効果や消臭効果が期待できます。
少し難点は、置く場所が必要なところです。
およそ6畳の部屋に炭(竹炭含む)を
約2kgは最低、必要とされています。
もちろん、炭を2kg以上置く場所があれば、
約12kgほど置くと効果がよいと言われています。
炭の場合は、部屋よりも押入れや下駄箱、
クローゼットなどスペースが狭いところに
向いているのかもしれないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
梅雨の時期に気になる湿気をとる方法ですが、
ご存知のあなたは、もう実践しているかと思いますが、
ペットボトルと新聞紙を併用に使うと
除湿効果がより一層、期待できます。
また、炭については、
消臭効果があると言われていますので、
冷蔵庫に入れてもよいと言えます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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