普段の生活をしていてどうもなかったのが、いつの間にか体調を崩してしまい、風邪でもない感じでよくわからない症状になることがあります。
何かがおかしいと思いながらも生活をしているあなたは、もしかすると気象病かもしれません。
あまり、聞きなれない言葉ですが、気象病になる人がいます。
気になる気象病について述べていきます。
気象病を発症する原因は？
季節の変わり目などで、いつもと体調が違ってよくない感じになると思う方や朝と昼間の温度差が大きい日に体調がおかしくなる方もおられます。
そして、天気にも関係していて、晴れの日や曇り、雨の日など日によっても体調が違ってくる場合があります。
季節の変わり目や寒暖差が大きい日などは、体に大きな負担がかかり気象病を発症する場合があります。
そして、晴れの日と雨の日など気圧の変化によっても発症しますので、他人事ではなくなります。
発症しても、体が季節の変化に対応してきましたら、普段の生活をおくっていく間に体調がよくなる一過性の方もおられれば、元々、何かの持病をもっている方が発症して体調を悪化させることもあります。
気象病の症状と特徴は？
気象病があるなんて？と、あまり、考えていなかったあなたに気象病が発症した場合の症状などを述べていきます。
気象病によって発症する症状としては、その人によっていろんな体調不良を引き起こします。
主な症状と特徴を述べていきます。
・頭痛（偏頭痛）は、気象病として典型的な痛みになり、よく偏頭痛持ちと言われる方がおられますが、気圧の変化によって脳内にある血管が広がって、神経にあたって起こる痛みになり、頭がズキズキと痛むのが特徴で、翌日が雨の日などに起こる場合があります。
・めまいやふらつきは、気圧の変化によって、耳の中にある神経が不調になり、自律神経が正常な状態でなくなり、目が回ったり足が地面についていないように感じたりして、歩くのもつらい状態になり、乗り物酔いをしたような感覚になります。
・倦怠感（けんたいかん）も気圧が大きく関わっていて、気圧の変化に体がついていけずに、身体がだるくてしんどい状態ややる気がおきない、疲れがとれないと言った症状になり、プチうつ病に似た感じになります。
・腰痛や肩こりも気圧が大きく関わっていて、自律神経が正常に働かずに、血の流れが悪くなり、特に腰や肩などに痛みを感じることが多いです。
・関節痛や神経痛も気圧が大きく関わっていて、気圧によって自律神経が悪くなり、血管が大きくなることによって、各関節や神経などに痛みを引き起こします。
他にも、気象病を発症することによって、身体にいろんなところが悪くなる場合もありますし、時には、心臓発作や脳出血など命に関わる重大な病気になることもありますので、安易に考えずに病院に受診したほうがよいでしょう。
気象病の予防と改善方法は？
天候や気象状況によって発症する気象病になりますので、対策方法がないと思っていませんか？
それが、生活習慣を少し変えるだけで緩和される場合があります。
まずは、自律神経が悪くなる事が原因として多くありましたので、自律神経を整える意味でも、規則正しい生活をするように心がけましょう。
自律神経が悪くなることでは、ストレスも関係してきますので、ストレスをためないようにしましょう。
しかし、普段通りの生活をしていますと、ストレスになる要素がたくさんあります。知らず知らずのうちにストレスがたまっていく場合がありますので、休日などは、趣味やスポーツ、温泉に行くなど、あなたにあったやり方でストレスを発散させるようにしましょう。
ストレスを発散させることによって自律神経が正常な働きをしてくれますので、気象病の予防になります。
他にも自律神経を整える働きがあると言われているのは、就寝前にお風呂に入ることや太陽の光をしっかりと浴びたり、睡眠時間をしっかりと取ることも効果があります。
また、天気予報などで気圧の変化を確認しておき、いつ気圧が変わるのかを予測しておくだけでも、心の準備が出来ますので、気圧が変化する前に痛み止めなど薬を飲んで予防する方法もおすすめです。
そして、体を動かすこともストレス発散によいですし、ストレッチなどをして、普段使っていない筋肉を伸ばすと関節痛などの予防にもなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
気象病は、あまり聞きなれない言葉ですが、体に異変が起きて自覚症状が出てきますので、どこかが悪いと感じます。
そして、人によっては、自律神経がひどく乱れてうつ病になる可能性がありますので、安易に思わず病院に受診するようにしましょう。
また、ストレスをためないことが自律神経を正常に保ってくれますので、出来るだけストレスを発散させるように心がけてくださいね。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。