ダニが発生する環境と原因。また、ベッドやその付近の対策方法は?

日ごろの生活で畳に布団を敷いて寝ているかたもおられれば、ベットを使って寝ているあなたもおられます。

ベッドを見る限りでは、特に違和感も感じることなく、寝ている場合が多いですが、そのベッドや布団などにダニが大量に発生している可能性があります。

気になるダニの発生についてベッドで寝ているあなたは、特に注意が必要となりますので、対策方法なども述べていきます。

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ダニが発生する環境と原因は?


ダニが発生する大きな要因は、温度が20度~30度ぐらいで、湿度が60%~80%ぐらいに一番ダニが繁殖していきやすい環境となります。

そうしますと、梅雨の季節などになりますと、温度も上がってきますし、湿度も高い状態になりますので、ダニが大量に発生します。

そして、ダニは、ホコリがたまっているところに卵を産んで、次々と繁殖をしていきます。

さらに、布団も含めて、ベッド付近においては、人間から出る垢(あか)や皮脂(ひし)、フケ、髪の毛などを栄養として繁殖していくことになります。

また、ダニ自体は、約2週間で成虫になって、2~3カ月ぐらい生きますし、その間に、メスは卵を産みますので、ダニにとっては栄養が豊富にある布団やベッドなどは生息するのにとてもよい環境になります。

しかも、梅雨の時期だけでもダニは約300倍にまで増えると言われていますので、目に見えないだけで怖ろしい数のダニが布団やベッドに住み着いています。

単純計算で、ダニが5匹いましたら、1,500匹が繁殖していますし、仮に100匹いますと、30,000匹が繁殖することになりますので、目に見えないだけで、想像するだけで、安眠することが出来ないですね。

そして、最近の住宅などは、昔の家などと違ってすき間がほとんどなく、密室空間になっていますので、空気が流れることがなく湿度が高い状態が続きますので、ダニにとって住みやすい環境を作っています。

また、特に梅雨の時期は、布団が外に干せませんので、敷いたままになっていて、ダニにとっては、住みやすい環境になっています。

ダニが発生しているベッド付近は?

まずは、ベッドを設置している場所から考えますと、あなたの部屋ではベッドを中央に設置していますか?

おそらくですが、壁に付けて設置しているか、窓際などに付けて設置していることが多いと思います。

そして、ベッドの上には、布団や枕の他にクッションやぬいぐるみなどを置いていませんか?

また、ベッドの下には、日ごろから使わないものなどを置いていたり、ホコリだらけになっていませんか?

いろんな事が考えられますが、まず、壁にベッドを付けて設置していますと、ベッドと壁とのすき間がなく空気が流れることがありませんので、ダニにとっては快適な環境になります。

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次に、窓際にベッドを付けていますと、結露などが発生したりして、ホコリがたまりやすい状態になり、こちらもダニにとっては快適な環境になります。

ベッドの上にある布団と枕にもダニが住みやすくて、特に枕は、人間が寝ている間にコップ1杯の汗をかくと言われていますので、枕付近は特にダニが多くなります。

そして、クッションやぬいぐるみについても、ダニが布団や枕から移動して住み着いていますので、注意が必要になります。

最後に、ベッドの下は、ベッドから出るホコリや部屋にあるホコリなどがたまりやすい場所になりますので、ダニが住み着いている場所になります。

そう考えますと、ベッド付近はダニが発生しやすい状況を作っていると言えます。

ダニが発生しているベッド付近の対策方法は?


湿度が高くて暑い日にベッドから起きて、掛け布団などは、放置せずに布団を干すか足元に畳むなどをして空気が通るようにしましょう。

ベッドの上に敷いてある布団も出来れば、天気のよい日には、外で干すか布団乾燥機を使って布団内の湿度をなくすようにしましょう。

また、布団を干したときによくたたくかたがおられますが、たたくことによってダニの死がいなどが飛び散ってしまいますので、布団はなでるようにしてくださいね。

そして、布団のシーツや枕カバーなどは、定期的に交換して清潔に保つようにしましょう。出来れば、毎日、交換するのがよいのですが、忙しくて、毎日は無理でしたら、1週間に1回ぐらいは、交換するように心がけてくださいね。

マットレスにもダニが繁殖していますので、出来れば、マットレスを干せればよいのですが、無理でしたら、立てておくだけでも通気性がよくなります。

また、マットレスの向きや表裏も定期的に変えますと、頭付近は特に汗をかくと言われていて、ダニが多い可能性がありますので、前と後ろの向きを変えるだけでもダニに対して効果がありますし、マットレスも長持ちします。

そして、ベッドの下は、何も置かずに通気性をよくして、掃除を小まめにしますと、ダニが好むホコリなどがなくなりますので、繁殖を防ぐ効果があります。

エアコンの除湿機能や除湿器を使うことで、ダニの繁殖を抑えることが出来ますので、電気代がかかりますが湿度を少なくすることは効果が期待できます。

布団の上にあるクッションやぬいぐるみなども定期的に洗うなどをして、ダニを防止するようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ダニは、高温多湿を好みますので、出来るだけ空気の流れを作って乾燥させることで繁殖を防ぐことができます。

また、ベッド付近は、特にダニが多くいる場所になりますので、定期的に布団やマットレスなどを干すか布団乾燥機を使うとよいでしょう。

ダニは、目に見えないだけに、どれぐらいの数がいるのかが全くわかりませんが、いくらきれいにしていても、必ずと言っていいほど、ダニは各家庭にいますので、小まめに掃除して清潔にしてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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