
七夕が近づいてきますと、笹竹にいろんな飾りをつけたり、願いを書いた短冊をつけて叶いますようにと願いますよね。
作っている時が一番、楽しいのかもしれませんが、七夕が終わった7月8日に笹竹を処分する方法に困ったことはありませんか?
子供が一生懸命に作った飾りや願い事を書いた短冊を簡単に捨てるのも、忍びない感じですよね。
今回は、笹竹を処分する方法を3種類ほどご紹介致します。
七夕で使った笹竹を処分する方法その1
自宅の庭が広かったり、近くの空き地などでドラム缶などが立てられている場合は、ほとんど、草刈りをした雑草などを燃やしている場所になりますので、燃やす事ができます。
笹竹に付いている飾りや短冊を一緒に燃やす事で、願いが込められた短冊などが燃えて、煙と一緒に天に昇っていきますので、願いが天に届いて叶うように感じることができます。
しかし、自宅で笹竹を燃やす時には、煙が出ますし、火の勢いも強いですので、煙で洗濯物に臭いが付いたり、飛び火などの危険があり、近所に迷惑をかけるかも知れません。
また、空き地に草刈りをした雑草などを燃やすドラム缶があったとしても、消防署に無許可で置いている場合があり、場合によっては、消防車や警察官がきたりして事情聴取を受ける事がありますので、注意が必要です。
笹竹を燃やせる場所があった場合でも、願いが込められた短冊だけでも、白い紙に包んで燃やしたほうが、神様に無礼がない方法になります。
それは、白い紙には、清める力がありますし、包むことで、浄化される効果があると言われていますので、神様に願いが届いて、願いが叶えられるかも知れませんね。
七夕で使った笹竹を処分する方法その2
日ごろから捨てている可燃ゴミと一緒に七夕で使った笹竹を捨てることになりますので、七夕のありがたみが半減しそうな感じですが、マンションなどに住んでいますと、処分に困りますし、笹竹は燃えますので、可燃ゴミとして処分できます。(住んでいる自治体によって、違う場合がありますので、確認してくださいね。)
七夕で使った笹竹だけを折ったり切ったりして、小さくして別の袋に入れて可燃ゴミとして出すほうが、生ゴミと同じ袋に入れて一緒に出すよりも良心が傷まない感じですね。
しかし、願いが込められた短冊も可燃ゴミとして処分するのは、神様からバチが当たりそうな感じがしますので、短冊だけは、白い紙に包んで別のビニール袋に入れて可燃ゴミとして出すだけでも、神様は許してくれるかもしれないですね。
そして、笹竹に飾り付けたものなども、小さくまとめて、白い紙に包んで別のビニール袋に入れて可燃ゴミとして出すほうがよいでしょう。
また、可燃ゴミとして出すのが、気になるのでしたら、願いが込められた短冊だけでも残しておく方法として、アルバムやクリアケースなどに入れて大事に置いておくのもありだと思います。
そして、翌年の七夕になり、昨年はどんな願いを書いたのかな?と見ることができますし、何年も残しておきますと、大人になったときにたまった短冊を見て、子供の頃には、こんな願いを書いていたんだ。など思い出に残りますね。
七夕で使った笹竹を処分する方法その3
七夕で使った笹竹に願いを込めた短冊や飾り物が付いていますので、独自で燃やしたり、可燃ゴミとして出すのは、とても出来ないと思っているあなたには、神社でお焚き上げ(おたきあげ)をしてもらう方法があります。
神様に願いを込めた短冊などを吊るした笹竹になり、神社でしっかりと清めてもらえますので、もしかすると、神様に届いてご利益があるかもしれませんね。
しかし、神社が近くになかったり、神社によっては、お焚き上げをしていない神社がありますので、持って行く前に必ず確認の連絡をしたほうがよいでしょう。
神社に連絡をする際には、費用なども聞いておいたほうがよいです。無料でしてもらえると思っていたのが、お焚き上げ料などを言ってくる場合があります。
神社によっては、遠慮してきたり、気持ちだけで十分です。と言ってくるところもありますが、願いが込められた短冊と一緒に笹竹を処分してくれますので、金額が決まっていない場合には、お焚き上げ料として、500円~1,000円ぐらいを白い封筒などに入れて「こちらからの気持ちです。」と言って渡してもよいでしょう。
お金を渡すと言うか、願いが込められた短冊と笹竹を祈願しながら燃やしてくれるわけですから、お金では買えない気持ちの問題だと思いますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が子供の頃には、七夕で使った笹竹を近くの川に友達や家族などで流しに行っていましたが、現在においては、厳しく罰しているところがありますので、川に笹竹を流しに行かないほうがよいでしょう。
また、自治体によっては、可燃ゴミと別に、七夕で使った笹竹を処分してくれるところもありますので、確認しておいたほうがよいです。
処分するにも、神様にお願いを書いた短冊などがあるからと言って、笹竹をそのまま放置していますと、乾燥してボロボロになってきますので、かえってゴミが増えることになります。ですので、早めに処分したほうがよいでしょう。
七夕は、神様にお願いをする一つの行事になりますので、出来れば、清めてから処分したほうが気持ち的に安心感がありますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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