夏に発生するコバエの種類や特徴。好物や発生する場所は?

季節とともに暖かくなってきますと、虫などが多くなってきますね。

その中でも、家の中に入ってくるコバエなどは、食事中でも飛んでいてうっとうしく感じて食べていても気になってきます。

家の中に入ってくる小さなハエをコバエと呼んでいますが、科目でコバエ科などはなく、単なる小さいハエことを指して言っているだけで、大きなハエも小さなハエも同じハエ科の虫になります。

コバエは大きく分けて、6種類になりますが、家庭内においてよく見かけるコバエで、3種類をご紹介していきます。

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夏に発生するコバエの種類や特徴は?


ショウジョウバエ科に属するショウジョウバエは、日本で約260種類あり、色は黄色に近い茶色をしていて、目が赤色になっていて、体長は約2mmで、窓やドアを開け閉めした時に入ってくるコバエで、動きが速いのが特徴です。

ノミバエ科に属するノミバエは、日本で約20種類あり、色は黄色っぽくて、体長は約2~3mmで、体型がノミのように丸いですが、ショウジョウバエよりも動きが速いのが特徴です。

チョウバエ科に属するチョウバエは、日本で約60種類あり、色は灰色から黒っぽい色をしていて、体長は約3~4mmで、体に毛が生えていて、チョウやガのように見えるハエになり、動きはあまり速くないのが特徴です。

夏に発生するコバエの好物は?


コバエの種類によって好む物があり、それらに気をつける必要があります。

ショウジョウバエは、生ごみや腐った野菜などを好み、特にアルコールや果物などから発生する臭いを好みますので、食事の時にアルコールを飲んでいますと近寄ってくる場合が多いです。

ノミバエは、腐った植物やゴミを好み、特に焼いた肉類や野菜類から発生する臭いを好みますので、食事をしている時によく飛んでいる場合があります。

チョウバエは、水のあるところなど、排水溝などにたまったヘドロなどの細菌を好み、昼間はほとんど動くことがなく、薄暗い場所によくいて、夜間になり活発な動きをします。

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夏に発生しやすいコバエの場所は?


ショウジョウバエが家の中にいる場所は、キッチンにおいてある生ごみなどを捨てる三角コーナーやアルコールなどを飲んだ後の缶やビンを好みますので、生ごみは出来るだけ早く、ビニール袋に入れるようにして、処分するようにしてください。また、アルコールなどの空き缶や空きビンなどは、水で洗ってからビニール袋に入れて臭いが外にもれないようにしましょう。

そして、ショウジョウバエは、卵を産んでから約10日で成虫にまで成長しますので、成虫を1匹や2匹ぐらい殺虫したところで、卵を家の中で産んでいますと再び、飛んでいることがありますので、生ごみやアルコール類のゴミは、毎週出すようにしてください。

ノミバエが家の中にいる場所は、キッチンや食事をする部屋などに飛んでいる場合が多いですが、あらゆるところで飛んでいる場合があり、腐った野菜や肉類だけに限らず、動物のフンや死がいなどにもくっつきますので、不衛生な場所でしたら、どこでも発生しますので、出来るだけ、清潔にして衛生面に気をつけたほうがよいでしょう。

そして、ノミバエは、卵を産んでから約2週間で成虫にまで成長しますし、腐敗物や肉類、野菜類の食べ残しなどに卵を産んでいる可能性が高いですので、捨てる時はビニール袋に入れて、しっかりと口を閉じてゴミとして出すようにしてください。

チョウバエが家の中にいる場所は、お風呂場や洗面所、キッチンなどになり、水がある場所でしたらどこにでも発生しますので、好みである水アカなどを放置しないように掃除を小まめにして清潔に保ち、衛生面で気をつけたほうがよいでしょう。

そして、チョウバエは、卵を産んでから20日ぐらいで成虫まで成長しますし、ハッキリとした発生源が特定できにくいですが、水のある場所に発生しますので、特に排水溝などのヘドロや水アカなどは、きれいに掃除する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

夏に近づいていきますと、コバエなどが家の中に入ってきて、食事をしている途中でしたら、殺虫剤を使用することもできず、しかも動きが速いですので、なかなか退治することができません。

特に、ショウジョウバエやノミバエについては、生ごみなどがあると発生源として考えられますので、毎週あるゴミの日には、必ずごみを捨てるようにしたほうがよいでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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