
自宅で食事をしていますと、いつの間にか入ってきたコバエが目障りでうっとおしく感じますね。
また、テレビなどを見ていても、コバエが飛んでいるのが見えますので、その時にもうっとおしく感じます。
夏になると増えてくるコバエの習性や退治方法と発生させない方法をご紹介いたします。
コバエの習性は?
コバエと言っても種類がありますので、その種類によっても習性が違ってきます。
コバエの種類で、ショウジョウバエやノミバエは、家に侵入した場合には、明るいところを好み、キッチンなどにある生ごみや食卓に並べられた料理、アルコールの缶やビンなど、ニオイが強い場所を好んで寄ってきます。
特にノミバエは、食べ物やペットのフン、枯れた草木などのニオイに近寄る性質を持っていますので、ペットのフンや枯れた草木にくっついたノミバエが食卓などにある食べ物に近寄ってくっつきますと、考えるだけでもどんな病原菌を持っているかわからないぐらいに怖ろしいです。
また、チョウバエは、水のあるところを好みますので、洗面所やキッチン、お風呂場などに発生しやすくて、排水溝についているヘドロなどを好む習性がありますので、放置しておきますと、お風呂場や洗面所にチョウバエが多く発生しかねません。
コバエを退治する方法は?
しかし、コバエの種類によっては市販されているコバエを取る物を置いてもコバエが入っていないばかりか、日が経つにつれて、コバエを取る物自体の効力が弱っていき、コバエが取れずに捨ててしまう場合もあります。
そして、家の中にいるコバエが取れないために卵を産み付けて、それらが成虫になり、逆に増えていく場合があります。
よく聞かれるのは、めんつゆのニオイでコバエを寄せ付けて、めんつゆでコバエを取る方法を紹介している場合があります。
先程、言いましたが、コバエの習性によっては、めんつゆを使っても寄ってこない場合があります。
問題は、ニオイに関係してきます。
ショウジョウバエやノミバエは、生ごみなどの強いニオイに寄っていく性質をもっています。
それを利用する方法として、アルコール類(みりんでもよいです。)と水道水、洗剤を混ぜた液体を作り平たい容器(表面積が広い)に入れて、放置しておくだけで、ニオイで近寄ってきたショウジョウバエやノミバエが液体にくっついてしまい確保できます。
他にも、お酢のニオイでショウジョウバエやノミバエを確保する方法もあります。先程のアルコールをお酢に変えて液体を作って、放置しておきますと、ニオイでショウジョウバエやノミバエを確保することができます。
ただし、1つ注意することは、アルコール類やお酢などでコバエを確保する容器を作っても、生ごみなどのニオイが強い場合には、あまり効き目がありませんので、出来るだけ強いニオイを出すものは置かないようにしてください。
コバエを発生させない方法は?
ショウジョウバエやノミバエは、生ごみのニオイによって家の中に入ってきますので、生ごみは、ビニール袋に入れるなどをして、ニオイが外にもれないようにしっかりと閉めるようにしましょう。
また、ショウジョウバエが家の中で飛んでいる場合には、すでに生ごみなどに卵を産んでいる可能性がありますので、生ごみはためずに確実にゴミの日に出すようにしてください。
そして、生ごみを入れているゴミ箱に卵を産む可能性がありますので、ゴミを捨てた後のゴミ箱もしっかりと洗うか除菌するなど清潔に保つようにしてください。
アルコールなどを飲んだ後の缶やビンは、洗ってからニオイがもれないようにビニール袋に入れて、しっかりと閉めてから、家のゴミ箱に入れず屋外にふた付のゴミ箱を用意してそちらに入れるようにしましょう。
また、屋外にふた付のゴミ箱についても、洗うか除菌して清潔に保つようにしてください。
テーブルなどに食品がある場合には、そのニオイによってコバエが入ってきますので、ラップをするか冷蔵庫に入れるなどニオイがもれないように注意してください。
また、ペットなどを室内で飼っている場合には、フンや尿は放置せずに早めに取り除いて掃除するようにしてください。
そして、ペットのトイレも同様に小まめに掃除しておくとよいでしょう。
特にノミバエは、食品や生ごみ、ペットのフン、トイレ、枯れた草木などに卵を産んでいる可能性がありますので、卵と一緒にゴミとして処理する方法がよいでしょう。
また、洗える食器類や排水溝などは、熱湯消毒すると卵が付いていても、死滅して洗い流されますので有効な方法になります。
お風呂場や洗面所の排水溝に付くヘドロや髪の毛などにチョウバエの卵が付いている可能性がありますので、定期的に掃除をして、チョウバエの繁殖を防ぐようにしましょう。
強いニオイによってコバエが家の中に入ってくる可能性が高いですので、特にニオイがするものに対して、ビニール袋やラップ、フタをするなどしてニオイがもれないように注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
市販で販売されているいろんな種類のコバエ取りがありますので、それを購入してコバエ対策をしてもよいです。
また、コバエの習性を利用して自宅にある物で、コバエを確保できますので、ためしてみてもよいでしょう。
特に強いニオイには、敏感に反応するコバエですので、ニオイがする発生源をなくすことが繁殖を防ぐ方法になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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