熱中症の予防方法で基本的には?また屋内や屋外での予防方法は?

熱中症にはなりたくないと思っていても、なぜか梅雨明けぐらいから秋ぐらいまでなるかたがおられます。

毎年でなくても、何年か1回ぐらい熱中症になるかたは、なぜなるのかな?と思っているはずです。

熱中症になりやすい人となりにくい人がいますので、なりにくい人は何かの対策をして、なりにくくなっています。

基本的な観点から考えられる事。また、屋内や屋外で熱中症の予防方法を述べていきますので、ぜひ、活用していただき熱中症対策をしてくださいね。

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熱中症の予防方法で基本的には?


梅雨が明けたぐらいから急に暑くなってきますが、この急に暑くなってくるのが熱中症を発症する要因になります。

人は、夏になりますと、暑いので涼しい服装を選びますね。また、冬には寒いので服を着こんで暖かく過ごします。

気候の変化によって段々と暑くなってくると思っているかたもおられますが、実際に気温は、昨日は25度ぐらいで少し汗ばむ程度だったのが、今日になり急に32度ぐらいまで上がり暑いと感じたり、翌日には25度まで下がったりと日によって違いがあります。

この気候の変化が夏に向かっていくにしたがって、30度を越える日が多くなってきますが、天候によっても快晴の日と雨の日では気温が5度ぐらい違ったり、風がある日は涼しく感じますが、ない日はジメジメとして蒸し暑く感じます。

人は、気温の変化に身体が慣れるまで、5日~1週間ぐらいかかりますので、日によって気温が上がったり下がったりして、暑さに身体がなかなか慣れていきません。

しかも、体調によって調子が悪い日があったりしますので、多くの日数がかかる可能性が高くなります。

まずは、夏に向かっていくほど気温が上昇して暑くなっていくのですから、それに対応できるように体調管理をしっかりとして、暑さに慣れる必要があります。

そのためには、運動などを毎日継続して30分ぐらいしているかたでも、暑い日には15分ぐらい運動をして、休憩をはさんで再び、運動をするなど時間の調節が必要になります。

また、暑いと汗で体内の水分が失われますが、水分だけでなく、汗と一緒に塩分とミネラルも体内から排出されますので、水分補給は水ではなく食塩水やイオンウォーター、スポーツドリンクなどを一気に飲むのではなく、小まめに飲む方がよいでしょう。

体調管理の観点からですと、睡眠不足になりますと、身体がだるいやしんどいなどよくないことが多くなり、暑さでバテテしまいますので、しっかりと睡眠をとって予防することが大事になります。

そして、食生活においても暑さ対策では必要になりますので、バランスのとれた食事をしっかりと摂るようにしましょう。また、時間がないからと言って、朝食を抜いたりしますと体調が悪くなりますので、注意してくださいね。

食べる物として暑さに対抗できるものは、クエン酸、カリウム、ビタミンB1、アリシンなどが多く含まれている食品を摂るほうがよいでしょう。

・クエン酸では、梅干し、お酢、レモンなど。

・カリウムでは、かぼちゃ、トマト、じゃがいも、ニラ、ナス、大豆など。

・ビタミンB1では、豚肉、うなぎ、たらこなど。

・アリシンでは、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、らっきょうなど

ビタミンB1を単独で食べても体内で吸収されにくいですので、アリシンを含む食品と一緒に食べることによって、ビタミンB1が体内に吸収されやすくなりますので、例えば、玉ねぎと豚肉の炒め物などは効果が期待できます。

しっかりと睡眠をとって、バランスよい食事と暑さ対策の食べ物を多く摂って、運動する時は長時間するのではなく、小まめに休憩をはさんで、水分補給をしながら行うと暑さに体が慣れてきて、熱中症の発症が低くなります。

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熱中症の予防方法で屋内では?


屋内だからと言って熱中症にならないとは限りません。

屋内にいても、気温と湿度が高い状態でしたら、熱中症になる可能性がありますので、室内の気温と湿度に注意する必要があります。

例えば、家の中でしたら、南側や東側の部屋ですと、太陽の光が入ってきて暑くなりますので、気温が上昇していきます。

気温の上昇を防ぐために、すだれやカーテンなどで太陽光が入ってこないように工夫をするとよいでしょう。

また、空気が止まっている状態でも暑さを感じますので、風通しをよくして、部屋の空気を循環させるようにしてもよいでしょう。

気温や湿度では、部屋の温度が30度を超えて、雨が降る日などはムシムシした状態ですので、熱中症になる確率が高くなりますので、扇風機やエアコンを使って気温と湿度を下げるようにしましょう。

暑くなってきますと、体の熱を体外に出す必要があります。しかし、扇風機やエアコンの電気代が気になるようでしたら、水を腕や首筋にかけて、うちわや扇子であおぐだけでも体温を下げるのに効果があります。

そして、水分補給も忘れないようにしてください。室内にいても暑さで汗が少しずつ出ていますので、体内にある水分や塩分、ミネラルが失われていますので、喉が渇いてなくても小まめに水分を摂るようしてくださいね。

熱中症の予防方法で屋外では?


外に出ますとイヤでも日光を浴びることになりますので、出来るだけ日光を直接浴びないように対策する必要があります。

道路を歩く時には、出来るだけ日かげになる場所を選んで歩くようにしたり、街中で地下街があるのでしたら、地下を使うなどしたほうがよいでしょう。

また、衣類などは、通気性(メッシュ生地)のあるものがよくて白に近い色のものを着用して、帽子や日傘をするなどの対策を取るだけでも違ってきます。

特に、黒っぽい衣類は熱を吸収しやすいですし、帽子も黒っぽいものをかぶりますと、頭に熱が伝わって熱中症になりやすいので注意してください。

そして、水分がすぐに補給できるように水筒やペットボトルなど持ち運ぶようにするとともに、簡易型の冷却シートなどを所持して暑くなってきましたら、首筋などにあてると体温が下がりやすくなり、熱中症の予防になります。

ランニングやスポーツをする場合には、小まめな水分補給(食塩水やイオン飲料、スポーツドリンク)と日かげなどで休憩をとったり、冷やしたタオルなどで体を拭いたり、首筋を冷やすことで、上がっている体温を下げる効果があり、熱中症の予防になります。

暑さに体が慣れていない状態で、長時間において、無理に体を動かしますと熱中症になる危険がありますので、特に注意してください。

体で冷やす部分は、太い血管が通っている首筋や脇の下、太ももの付け根などを冷やすと体温が下がりやすくて効果的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

熱中症にならないためには、日ごろから規則正しい生活習慣をおくることがとても重要です。

また、暑さに体が慣れていない時期に無理をしますと熱中症になる可能性が高くなりますので、仕事で外回りや運動をする時には、無理をせずに休憩をしっかりとって、水分補給を忘れないようにしてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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