
初めにお断りをしておきます。
これから、読まれる内容については、私自身が経験したことになり、必ずよいとは限りません。
しかし、私自身が悩みに悩んだ末にたどり着いた内容になっています。
今、あなたが通院している病院の先生の治療方法に不安を感じて、転院を思っているのでしたら、参考にしてもらい、よい先生に巡り会うことを願います。
精神疾患を持っていて通院している病院の先生は?
精神疾患には、うつ病や双極性障害、自律神経失調症など、
ストレスや生活環境によって、どうもなかった人が、
急に体調が悪くなる場合が多々あります。
私は、会社内のストレスから「精神科・心療内科」の
表示がある病院に通院をしました。
精神科や心療内科の病院には、今回で4件目になります。
過去、3件の病院の先生は、ほとんどが静かに話を聞く感じで、
良く言えば、冷静な判断をする先生ですが、
悪く言えば、かたぶつな先生が多い感じで、
私が言ったことをカルテやパソコンに入力していました。
中には、気難しい先生もいましたので、言葉にも気をつけて、
話をした先生もいましたし、先生から助言などをしてくれますが、
「決めるのは、あなたです。」と言って、
私に決めさせる先生もいました。
処方する薬や治療方法などの説明をしてくれるのは、当然ですが、
役所などの公的機関に提出する書類を書いてもらうように頼んでも、
「提出しても意味がない。」や「書いたところでどうなるの」と言って、
理由を聞いてくる先生もいました。
精神科や心療内科の看板を出して、病院として開院しているので、
当然、精神疾患に詳しい先生だと思って行きますよね。
しかし、病名をコロコロと変えたり、薬を急に増やしたり、
逆に、薬を減薬したりして、さらに体調が悪くなる場合があります。
私の場合は、抗うつ薬の副作用で、吐き気や胸の圧迫感や頭痛などが、
起こると、薬剤師から聞いていましたので、先生に言ったところ、
「抗うつ薬を減薬します。」と言うだけで、新たな抗うつ薬を
処方してもらうように言っても「減薬してからになる。」と、
言うだけで、日に日に体調が悪くなり、食欲不振にもなりました。
精神疾患を持っていて先生の治療方法に不安を感じたら?
抗うつ薬を減らしても体調がどうもなければ、
特に不安など感じません。
しかし、抗うつ薬を減らして、体調がひどくなってきますと、
先生の治療方法に不安を感じてきます。
先生に、今後の治療方法を聞いても、
「現状の抗うつ薬を減らしてからでないと、
新たな抗うつ薬を処方できません。」と言うばかりで、
実際に体調が悪くなっているので、納得できるわけがありません。
「抗うつ薬を減らしている代わりに、
頓服薬として、安定剤を出しておきます。」
などを言われたこともあります。
抗うつ薬と安定剤とは、成分が違いますし、
いくら、安定剤を出されても、抗うつ薬の代わりにならないと、
素人の私でもわかります。
全国的に、精神科や心療内科の病院は、多くなってきていますが、
実際に、先生が精神疾患の患者に対する治療の知識があるかと、
言いますと、あまりない感じですね。
とりあえず、この薬を飲ませておけばよいと思っている先生も
いますし、ダメだったら、違う薬に変えたり、
次々と薬を増やしていく先生もいます。
確かに、私やあなたもそうでしょうが、体にあった薬を探すのは、
難しいでしょうし、先生も手探り状態だと思います。
しかし、しっかりと薬の成分やどのような副作用があるとか、
今後の治療方法を説明してもらわないと、
患者として不安しか残りません。
そうなりますと、この先生では、良くならないと思って、
転院を考えるようになります。
精神疾患を持っていて病院を転院しようと思ったら?
精神科や心療内科では、転院しようと新しい病院を予約する時に、
必ずと言ってよいほど、紹介状を求めてきます。
転院するために、現在通院している病院の先生に、
紹介状を書いてもらうように頼むのは、勇気がいりませんか?
私は、すごく勇気がいりましたが、勇気を振り絞って、
先生に紹介状をお願いした時に、
「なぜ、転院をするのですか?」と聞かれました。
その時は、正直「先生の治療方法に不安があるから」と、
言いたかったですが、先生の機嫌を損ねる恐れがあり、
紹介状を書いてもらえないと思いました。
そこで、
引っ越しをすると言って、ウソを言いましたが、
「どこに引っ越しをするのか?」など、追及されました。
結局「引っ越しをしても通院は、出来るでしょう。」と、
言われて、もっと遠くを言えばよかったと後悔しました。
あきらめながら、通院を続けていましたが、
もう、限界だと思った時に、たまたま、役所の福祉課で、
もらった書類で、県が指定している
「自立支援医療(精神通院)指定医療機関一覧」
で約150件ほど病院が書いていました。
自宅から近い病院や遠い病院、大きな病院など、
何十件も電話しましたが、神経外科や専門の先生がいなかったり、
初診を受け付けていない病院や初診の予約が3カ月や
6ヶ月待ちだったりと、どこもダメでした。
無理かと思った時に、
たまたま、知り合いの人が行っている住所の病院名を見つけて、
ここは、確か内科だったはずだけども・・・と思いながら、
電話をしますと「精神疾患も診ます。いつでも来てください。」
と返事があり、ダメでも仕方ないと思いながら行きました。
個人で開院している病院で、いわゆる町医者で、
看板を見ても「内科」しか書いていません。
不思議に思いながら、病院に入り受付を済ませて、
先に来ている人が何人もいましたので、
待っている間に辺りを見ますと、
やはり内科みたいな雰囲気でした。
そして、先生に呼ばれて診察室に入りますと、
先生から「どうした。何があった!」と言われて、
「えっ!」とビックリしました。
初診の患者なのに「どうした。何があった!」と言う
先生に会ったのは、初めてです。
そして、私が言いにくそうにしていましたら、
「神経か?なんでもいいから、言ってみ!」と言われ、
少しずつ言いだしました。
先生は、真剣に聞いてくれましたし、
聞いている途中でも、何度も、うなずいてくれましたので、
私の今の体調や違う心療内科に通院している事など、
言えることは、全て話しました。
すると、先生から、
「事情は、わかった。もしも、わしに全て任せるなら、
合った薬を絶対に見つけたる!」と、
心強い返事がありました。
紹介状のことを聞きましたが、
先生から、
「そんなんいらん。もらいに行くだけでもしんどいやろ。
今と前に飲んでいる薬さえわかったらいいから、
時間がかかると思うが、何とかしたる。」と返事があり、
気持ちが一気に楽になり、
この先生に、全てまかせようと思いながら感じました。
いままでに、出会ったことがないような、
すごくフレンドリーな先生で、話しやすかったです。
まだ、通院し始めたばかりで、
私に合う薬があるか?不安ですが、
先生が「絶対に見つけたる!」を信じています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私の経験ですが、精神科や心療内科を転院する場合に
紹介状を求めてくるのがほとんどです。
しかし、たまたま、役所でもらった。
「自立支援医療(精神通院)指定医療機関一覧」によって、
内科しか看板に書いていない病院でも、
精神疾患を診てくれる先生がいます。
もしも、あなたが転院を考えていて、紹介状を頼みにくいと、
思っているのでしたら、
役所の福祉課に行って、県が指定している
「自立支援医療(精神通院)指定医療機関一覧」で、
調べてみると、よい先生に出会うかも?知れません。
希望を持っていきましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。