
私は、政治家でも評論家でもありません。
しかし、森友問題や加計問題などがあり、自民党政権の政策が全くわからない感じです。
自由民主党の党首である安倍総理が世論を気にしているのか、政治家としてか、国のトップとして考えているのか全くわかりません。
私独自がニュースなどで得たことを考えて、思った事を書いていきます。
安倍総理の発言で思われることは?
6月24日に安倍総理が、神戸市で開かれた特別講演会で、
言っていた内容ですが、
「獣医学部の新設に向けて、堅い岩盤に風穴をあけることを優先し、
獣医師会からの強い要望をふまえ、まずは1校だけに限定して
特区を認めました。」
と言う事は、1校に限定されるだけなので、
加計学園でなくても、
京都産業大学が獣医学部を新設してもよいと思います。
そして、続きがあります。
「改革推進の立場からは、今治市だけに限定する必要はまったくありません。
すみやかに全国展開を目指したい。地域に関係なく2校や3校でも、
意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく。」
と言っていますので、
地域に関係がないならば、京都産業大学や他の大学が獣医学部を
新設したいと、要望すれば、認可される可能性が高くなります。
では、現在、行われている今治市で、加計学園が新設予定している
獣医学部の工事は、認可もしていないのに、
学校を作っている事になり、相当な矛盾が生じてきます。
認可が降りるまで、工事を一旦、中断してもよいと思いますし、
このまま工事をしていき、学校を開設する認可が降りなかったら、
森友学園みたいに、学校はあるが、開校が出来ないことになります。
工事関係者でも、費用をもらって工事をしている訳ですから、
その費用は、どこから出てくるのでしょうか?
学校が開設出来ないとなっても、加計学園が費用を払うのでしょうか?
もしかすると、税金からでしょうか?
すごく、不思議な話ですね。
前川前事務次官の記者会見で思われることは?
6月23日の午後5時ごろに前川前事務次官が2回目の記者会見で、
気になったことが、何点かあります。
萩生田メモと言われる部分で、文章は、ほぼ事実だと言われていたので、
もしも、事実ならメモでは、済まないだろうし、
完全に圧力をかけているとしか思えないでしょう。
ましてや、課長補佐として、それなりの地位の人が勝手に
文章を作る事自体、あってはならないと思いますし、
課長補佐クラスの人が政府の意見を書けるはずがないと思います。
また、文部科学省にいる課長補佐が、萩生田官房副長官を
何かの形で追い詰めようと思ったのでしたら、
勝手な文章を作ることも出来るでしょうが、
追い詰めても意味がないように思います。
そして、和泉総理補佐官の名前が出てきたことは、
思ってもいませんでしたが、総理に関わっている人でしたら、
何かを知っている場合もありますので、
関与があってもおかしくないと思います。
しかし、和泉総理補佐官は、
「安倍総理から具体的な指示を受けたことはありません。」
と言っています。
気になるのは、
「具体的な指示がなかった」だけで、暗黙の了解で、
安倍総理から「こんなことが出来ないかな?」
と具体的でなく、安易に言われた恐れもありますので、
和泉総理補佐官も何か関与があると思います。
安倍総理の側近で、和泉総理補佐官、萩生田官房副長官が
名だしで、問題がある場合には、国のトップの機関である。
内閣官房や内閣府に大きな問題があり、
国として大問題だと思います。
萩生田官房副長官は、何を話しに行ったのか?
萩生田官房副長官が、文部科学省から不確かな情報を混在させた
個人メモと言われている萩生田メモですが、
「不正確なものが外部に流出したと、強い憤り(いきどおり)を感じる」
と言っています。
しかし、メモがあることは、確かですし、
課長補佐クラスの人が勝手に書くとは思えません。
また、萩生田官房副長官が実際に、
文部科学省の常盤局長(ときわきょくちょう)に
会いに行っているのですから、
何の話をするために行ったのでしょうか?
官房副長官となりますと、総理大臣、官房長官、官房副長官になり、
国として、トップ3の役職になる人で、
常盤局長からすれば、上役になりますので、
官房副長官自らが出向いて文部科学省の局長に会いに行くと言う事は、
何か大事な話があったのではないでしょうか?
何の話をしたのかも説明せずに、不確認のメモに対して、
憤りを感じられても、国民としては、納得できるはずがありません。
一般企業でも、本社の副社長クラスの人が、
子会社の社長に会いに来るとなりますと、
何か重要な話があると考えるのが普通です。
そうしますと、聞く内容などを間違わないように、
メモをとったり、何かの書面にして残しておきます。
場合によっては、
子会社の社長しか知ってはならない内容でしたら、
親会社の副社長が言われた内容を聞いて、
部下に言わずに、子会社の社長が文章として残すでしょう。
そう考えますと、
どういった内容の話をするために、
萩生田官房副長官が常盤局長に会いに行ったと
言ってくれませんと、その不確かなメモを信じるしかないでしょう。
萩生田官房副長官が何の話をするために、
文部科学省の常盤局長に会いに行ったのかをハッキリと
説明責任を果たすほうが先だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだ、根が深い感じがしますので、今後は、どうなるのか?
全くわかりません。
また、自由民主党として、安倍総理や菅官房長官、
萩生田官房副長官、和泉総理補佐官が各個人で、記者会見を開いて、
説明責任を果たしてくれることを期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。