鉄道の日が制定された理由とJR西日本や近畿圏の私鉄イベントは?

毎年、鉄道ファンでなくても、お子様も喜ぶようなイベントが開催されるのが鉄道の日になります。

特に、鉄道の日には、お子様が喜ぶようなイベントがたくさんあります。

JRや私鉄においても、鉄道の日に力を入れていろんなイベントを開催していますので、行ってみる価値は十分にあります。

そんな鉄道の日について考えていきます。

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鉄道の日が制定された理由は?


鉄道の日が制定されたのは、
大正11年(1922年)に「鉄道記念日」が
制定されたのが始まりと言われています。

明治5年(1872年)9月12日に、
東京の新橋駅~横浜駅までを鉄道で結ばれたのが、
日本で最初に鉄道が開業された日になります。

しかし、開業された日が9月12日になりますので、
おかしいと思ったと思うでしょう。

鉄道の日は、9月12日になるのが、
一般的な考えになると思いますが、
明治5年には、旧暦が使われていました。

旧暦で9月12日は、現在使われている
新暦で表わしますと、10月14日になりますので、
大正11年に鉄道記念日が制定された時には、
新暦の扱いで日が決まった感じです。

ちなみに、明治5年11月9日に改暦(かいれき)
に関する法律が公布されて、正式に発表され、
その年の12月3日から実施されました。

そして、明治5年12月2日の次の日は明治6年1月1日になり、
明治5年の12月3日から12月31日まで飛んでしまい、
いきなり、1月1日のお正月になりましたので、
おそらく、民衆は混乱したと思われます。

少し余談でしたが、鉄道が開通されたのが、
旧暦で9月12日ですが、新暦では10月14日になります。

大正時代は、制定された鉄道記念日が、
「鉄道の日」に変わった理由は、平成6年(1994年)に
当時の運輸省が国鉄のイメージが強いという理由から、
他の私鉄も考えて、名称が変更されたと言われています。

ちなみに、当時の運輸省も名称が変更されて、
現在は国土交通省になります。

鉄道の日にあるJR西日本のイベントは?


昔の国鉄がJRになり鉄道の日には、
いろんなイベントが開催されています。

JR西日本では、
「鉄道の日記念として、JR西日本一日乗り放題きっぷ」
などが販売されています。

その年によって切符の販売が違ってきますので、
JR西日本のホームページで確認した方がよいでしょう。

JR西日本だけと言っても、範囲が広いです。

東は、北陸で新潟県の糸魚川駅から、
西は、山口県の下関駅までありますし、
中国地方は全てが含まれて、
近畿地方は、和歌山県の新宮駅までありますので、
相当な営業距離を持っています。

少しややこしいのが、滋賀県と岐阜県とで、
JR西日本とJR東海に分かれていますので、
その辺りも計算に入れて、乗る電車を考えなくてはなりません。

新幹線を使えば一気に東から西に行けると思うかも知れませんが、
乗り放題きっぷになりますと、新幹線に乗れない場合が多く、
普通列車か普通列車自由席ぐらいになりますので、
新快速や快速に乗れても、特急や急行に乗れない場合が多いです。

おそらく、一日乗り放題きっぷを持っていても、
ある程度、行く場所を絞って行動した方がよいでしょう。

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また、糸魚川駅から下関駅まで行くことを
考えているのでしたら、
その辺りは、鉄道ファンであるあなたが、
時刻表やネットなどで、どれだけの電車を乗り継いで
時間をうまく利用して、行けるのかを調べるのも
面白いと思います。

それこそ、鉄道ファンならではの醍醐味になるでしょう。

ちなみに、金沢駅から糸魚川駅までは、
IRいしかわ鉄道株式会社の線になりますが、
例年の「一日乗り放題きっぷ」で乗れていました。

もしかしますと、乗れない恐れもありますので、
念のために、確認だけはしておいてくださいね。

また、各地で鉄道の日としてのイベントが開催されています。
お子様連れでも十分に楽しめますので、見過ごさないようにして、
思う存分、一日を楽しんでくださいね。

鉄道の日にある近畿圏の私鉄イベントは?


近畿圏の私鉄と言いますと、5私鉄と言われています。
阪神、阪急、京阪、南海、近鉄があります。

5私鉄においても、鉄道の日には、
イベントが開催されていますが、10月14日が平日に
なった場合には、振り替えて土日に開催している会社もあります。

ほとんどの私鉄においても、その鉄道ならではのイベントとして、
車庫で、電車に乗ったまま洗車機の中に入ることが出来たり、
オリジナルのグッズなどが販売されています。

また、子供による車掌や運転士の体験が出来る鉄道会社も
ありますので、事前に申し込みが必要になりますが、
お子様にとっては、面白い体験になります。

実際に、私が勤めていた鉄道会社でも、車庫で、
子供に運転士の体験をさせていました。

お子様連れの人が大勢いましたし、親は必死に写真を撮って、
子供にとっては、ワクワクとドキドキの体験になりましたので、
とても有意義な一日になったと思います。

体験などに関しては、各鉄道会社とも、ほとんどが
事前に申し込みが必要になりますので、
ネットや電話での申し込みが必要になります。

また、応募人数に限りがありますので、
結構、早い段階で応募を締め切っている場合が多く、
来年は、絶対に早く応募してお子様に経験をさせたいと
思っている父親がいたのを思い出します。

自動車の運転と違って、電車を運転できる機会は、
鉄道会社に就職しないと出来ませんので、
お子様にとっては、とてもよい経験になるでしょうし、
親御さんも興奮していて、子供に限定されているのが、
とても残念と感想を言っていた親御さんもいましたので、
鉄道ファンでなくても、運転士の体験が出来ることは、
すごい事だと実感しました。

私は、駅員でしたが、助役教習の時に一度だけ、
車庫で電車の運転を数メートルだけさせてもらいました。

その時の経験は今でも忘れられない思い出でしたし、
自動車の運転と違って、足を使わずに、
手で電車の起動操作(動かす)とブレーキ操作でしたので、
すごく、頼りないと言うか、自分の手の操作だけで、
電車が動かすことが不思議に感じました。

あなたのお子様が男の子でも女の子でも、
電車の運転体験は、すごく意味がありますので、
ぜひ、実感させてあげてくださいね。

また、各鉄道会社ならではのグッズなども
販売されていますので、好みの物があれば、
ぜひ、ゲットしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

年に1度ある鉄道の日ですが、鉄道会社によっては、
春や夏休みにおいても、イベントをしている場合も
ありますので、ネットなどで、検索してもよいでしょう。

鉄道ファンだけでなく、親子連れでも楽しめる
鉄道の日になりますので、ぜひ、足を運んでいただき、
思いっきり楽しんでみてはどうでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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