
車、電車、船、飛行機など乗り物はたくさんあります。
実際に車だけ乗り物酔いする人もいれば、乗り物全てに対して乗り物酔いをしてしまう人もいます。
乗り物酔いとは、いったいなぜ起こるのでしょうか?
原因や症状とならないように対策する方法などを考えていきます。
乗り物酔いはなぜ起こる原因は?
私は、車や電車など地面を走る物で
乗り物酔いになったことはないのですが、
1つだけ、どうしても乗り物酔いになって
しまう乗り物があります。
それは、船です。小さなゴムボートから
中型の漁船や大きな客船などのどれに乗っても
船酔いしてしまいます。
車や電車でも乗り物酔いをしてしまう
あなたに原因と思われる事を何点か考えていきます。
例えば、車や電車でしたら、加速や減速したり、
カーブを回ったりと、揺れが生じてきますので、
その揺れによって耳の中にある
三半規管(さんはんきかん)や前庭(ぜんてい)
が刺激を受けて、乗り物酔いになる可能性があります。
また、電車に乗った場合には、進行方向と逆向きに
座った場合でも乗り物酔いになる可能性が高くなります。
他には、車内の臭いやその日の体調、自律神経が乱れた時
も大きく影響を受けると考えられています。
原因は、ある程度わかっていても、
何か酔わないように対策を考えても乗り物酔いに
なってしまう人もいますので、何とかしたいですよね。
乗り物酔いになった場合の症状は?
乗り物酔いになりそうな雰囲気があると思いますが、
初めに現れる主な症状です。
・頭が重たく感じるなど
・頭痛の症状になる
・めまいがおきる
・つばがよく出て、生つばをよく飲み込んでしまう
・あくびをする回数が増える
・顔色が悪くなってくる
・胸やけのような感じになる
などになりますと、乗り物酔いになる可能性が高いです。
そして、頭痛がひどくなったり、吐き気や
顔面蒼白(がんめんそうはく)、気分が悪くなるなどの
症状になり、完全に乗り物酔いになってしまいます。
症状的に、いきなり吐き気になったり、
顔面蒼白などになりませんので、
何か必ず前兆がありますので、
それを見逃さないのが乗り物酔いを
ひどくさせない方法になるでしょう。
車など同乗者がいる場合には、あなたの症状を
素直に言って、乗り物酔いを治す手立てを
考えてもらうようにしましょう。
乗り物酔いにならないよう対策方法は?
薬の頼るのも1つの方法ですが、あなた自身に
自己暗示をかけて、乗り物酔いにならないと思う事も大事です。
耳の中を何とかする事が出来なくても、
自己暗示でしたら、する事が可能です。
また、車などの場合には、加速や減速が原因でしたら、
運転している人に、出来るだけ急加速や急ブレーキを
しないように運転してもらうのも1つの方法です。
バスなどの大型車になりますと、自家用車と違って、
後部座席の方が遠心力が働いて、カーブなどを
曲がった場合でも揺れが大きくなりますので、
出来るだけ、前の方に座ったほうがよいでしょう。
さすがに、耳の中を何とかする事が出来ませんので、
出来るだけ揺れが少ないように運転してもらいましょう。
また、電車に乗った場合には、進行方向と逆向きに
座らないようにして、もしも、逆向きに座ることに
なった場合は、進行方向に向いて立っているほうが、
少しは乗り物酔いを防ぐ可能性があります。
その日の体調や自律神経ですが、
車や電車に乗るのがわかっている日の前日には、
早めに寝るようにして、体調を整えるように
したほうがよいでしょう。
自律神経も、体調が悪くなってくることから
乱れてきますので、前日から体調を崩さないように
安静にしておくほうがよいでしょう。
車に乗った時に、シートベルトを締めるのは
仕方ないと思っていても、お腹のベルトまでも
きつく締めていますと、体調が悪くなる可能性が
ありますので、ゆるめておくほうがよいでしょう。
お腹が空いていたり、満腹の状態でも
乗り物酔いになる可能性がありますので、
食べすぎや空腹状態を避けて、
軽い物を食べておくだけでも、防止につながるでしょう。
また、下を向いて乗っていますと、
乗り物酔いになりやすいと言われていますので、
車内では、スマホや本を読むなどの行為をしないのも
防ぐ方法になるでしょう。
一番大事なのは、乗り物酔いにならないように、
何か楽しい話をしたり、音楽などを聴いて、
乗り物酔いを忘れさせてくれることかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
乗り物酔いはとても気持ち悪くて、
つらいですし、苦しいです。
車などでしたら、すぐに止めてもらって、外の空気を
吸いに車外に出るだけでも、体調がましになります。
しかし、船になりますと、出航してしまいますと、
止めてもらっても、海上で揺れていますので、
余計に乗り物酔いがひどくなる可能性があります。
少しでも乗り物に酔ったような前兆がありましたら、
車外に出るか、船でしたら、乗り物酔いの薬を
飲むなどの対策をしたほうがよいでしょう。
どこかに行く場合には、何かの乗り物に乗る事が
多くなりますので、自己暗示をしたり、
前日から体調を整えるのが、最善なのかも知れませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。