ハイブリット車の中古車購入で選ぶ基準やメリットとデメリットは?

ハイブリット車は燃費もよくて購入したいと思っていましても新車でしたら値段も高くて手が届かないようなことはありませんか。

しかし、中古車でしたら何とか購入できる金額になっている場合があります。

新車でなく、中古車のハイブリット車でも機能的に大丈夫なのでしょうか?

少し気になりました中古のハイブリット車を選ぶ基準やメリットとデメリットなどを考えていきます。

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ハイブリット車の中古車購入で選ぶ基準は?


中古車を購入する時にガソリン車ですと、
走行距離や年式、事故歴、修理歴などが考えられます。

そして、車両本体価格と年式や走行距離、事故歴、修理歴が
相場や他社の中古車販売店と比べて高いのか
安いのかなどを考えると思います。

ハイブリット車の場合でも選ぶ基準はほとんど変わりませんが、
それに加えて、整備状況(メンテナンスなどをしているか)を
確認する必要があります。

ガソリン車の場合ですと、年式が古くて
10万キロ以上走行している場合ですと
平均価格よりも安くなっている事が多々あります。

ハイブリット車の場合でもガソリン車のように
10万キロ以上走行していて、年式が古い場合には、
安く販売している傾向にあります。

しかし、ハイブリット車の場合は、
年式が古い場合には、ハイブリット技術が
現在のようにまだ進化していないエンジンや駆動バッテリーが
積まれている可能性が高く、燃費もあまりよくない場合があります。

そして、整備状況は特に注意しておいた方がよいと言えます。

それは、10万キロ走行していても年式が3年から5年前の
中古車ですと、ハイブリット技術がある程度進んでいて、
前の車の持ち主がしっかりとメンテナンス(オイル交換など)を
している場合にはエンジンなどに問題がない感じになります。

一概に言えませんが、オイル交換を半年や5000キロに1回
実施された中古のハイブリット車と
車検の時だけオイル交換をされたハイブリット車では、
メンテナンスの良さが全く違ってきて、エンジンや
駆動バッテリーの傷みが断然に違ってきます。

もちろん走行距離が短い方がよいでしょうが、同じ年式で、
メンテナンスがほとんどされていない走行距離が少ない
中古のハイブリット車と、メンテナンスがしっかりとされている
走行距離が多い中古のハイブリット車では、
走行距離が多くてもメンテナンスがしっかりとされている
ハイブリット車の方がよい感じになります。

その理由は、ハイブリット車特有の駆動バッテリーの問題になり、
どうしても、中古になりますと駆動バッテリーが
傷んでいないかが特に気になります。

駆動バッテリーは、ある程度メンテナンスをしておきませんと、
バッテリーの劣化や寿命が短くなってしまいます。

ハイブリット車を安く買えましても、
前の車の持ち主がメンテナンスをあまりしていない場合には、
駆動バッテリーの劣化がひどかったり、
もししますと、車を購入して数か月で
駆動バッテリーの寿命がきてしまうかも知れません。

もしも、駆動バッテリーが働いていませんと、
燃費は一般のガソリン車と変わりませんし、
駆動バッテリーを積んでいる分だけ重量が重くなっています。

そうしますと、ハイブリット車としての価値はありませんし、
逆に重量が重い分だけ燃費が悪くなる場合もあります。

また、駆動バッテリーを交換するにも、
メーカーでしか交換してくれませんし、
交換するにしても費用が10万円以上必要になる
可能性が高くなります。

そうならないためにも、
年式・走行距離・整備状況(メンテナンス)は
必ず確認するようにしてください。

後は、相場の車両本体価格を比べてもらい、
事故歴(修理歴)についても確認するようにしてください。

事故歴や修理歴がありますと、
ハイブリット車の場合は、車体内部のあちこちに
配線などがありますので、断線していなくても、
劣化している可能性がありますので、
出来るだけ事故歴や修理歴がない車を選ぶようにしましょう。

ハイブリット車の中古車購入でメリットは?


先程述べた走行距離や年式、事故歴、修理歴に加えて、
整備状況(メンテナンス)と車両本体価格が
平均価格になっているのか考えるようにしましょう。

インターネットなどで中古車情報を検索する時に
年式や走行距離、事故歴、修理歴、車両本体価格が
書かれていても整備状況が書かれていない場合が
ありますので、電話などで確認するか、
実際に販売店に行って中古車を見てもよいでしょう。

ハイブリット車は、駆動バッテリーがどれだけ
整備されているかが大きな問題になりますので、
やはり、車の整備記録があったり、
ディーラー保証が付いた車ですと安心です。

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駆動バッテリーに問題がなければ、新車同様と
までいかなくても燃費に関してはガソリン車に比べても
十分に満足するでしょう。

ハイブリット技術は日進月歩で進化を続けていますので、
年式が新しいほど駆動バッテリーも進化して
よくなっている可能性があります。

走行距離については、年式が新しいハイブリット車の
場合には、たとえ10万キロを越えていても、
メンテナンスがしっかりとされているのでしたら、
安く購入することが出来る可能性があります。

ちなみに、街中でよく見かけるようになりました。
トヨタ自動車のプリウスのタクシーなどは、
走行距離が20万キロ以上の場合もあります。

また、営業用のタクシーになりますので、
メンテナンスがしっかりとされています。

そのために、20万キロを越えてもエンジンや
駆動バッテリーは問題なく動きますし、
燃費もよい状態で走行しています。

中古のハイブリット車の購入を考えているのでしたら、
年式、事故歴、修理歴、整備状況、走行距離、車体価格を
必ず確認するとともに、ディーラーの保証が付いているのか
なども販売店で聞いておいた方がよいでしょう。

ハイブリット車の魅力は、何と言っても駆動バッテリーが
動くために低燃費となっていますので、
駆動バッテリーに問題があるような車を選ばないように
メンテナンス面で整備記録などがあり、
しっかりと整備されていましたら問題はないでしょう。

価格については、新車に比べますと格段に安く
販売されていますので、手の届く範囲で
ハイブリット車を購入することができる可能性があります。

ただし、次に書かれているデメリットも
頭に入れて中古のハイブリット車を選ぶようにしてください。

ハイブリット車の中古車購入でデメリットは?


中古のハイブリット車を購入した場合には、
エコカー減税の対象にならない場合がほとんどです。

新古車ですと、対象になる場合がありますが、
完全に中古車になりますと自動車税は減税となりません。

年式が古いハイブリット車ですと、
古い駆動バッテリーの技術が使われていますので、
駆動バッテリーが劣化している可能性があります。

そうしますと、思ったよりも燃費がよくなくて、
あまり満足できない可能性もあります。

年式が古くて走行距離が短いハイブリット車は、
注意が必要です。

走行距離が短いのでよいと思うかもしれませんが、
ハイブリット車は駆動バッテリーを積んでいますので、
走っていない分だけ放電している可能性があります。

そのために充電する機能も劣化が進んでいて、
新車で100%充電できるバッテリーでも
走行距離が短いハイブリッド車になりますと、
50%しか充電しないか、もしくは劣化により
充電する機能が故障しているかもしれません。

駆動バッテリーは、スマホや携帯ゲーム機と同様で、
使っていなくても放電をしていますので、
充電を100%にして1ヶ月でも放置していますと、
電源を入れても動かない事があります。

駆動バッテリーも動かさないと充電してくれませんし、
放電状態が続いていますので、走行距離が短い
古い中古車には特に注意してください。

ハイブリット車は、ある程度走行している方が
よいといえますので、単純計算ですが。

1年間の走行距離が5,000キロ~10,000キロ
ぐらいがある程度よく走っている車になる感じですので、
3年落ちでしたら、その3倍の
15,000キロ~30,000キロぐらい走行している
ハイブリッドの中古車を目安と考えた方がよいでしょう。

ちなみに、新古車になりますと、
ほとんど使われていない駆動バッテリーになりますので、
心配する必要はありませんし、エコカー減税も受けられます。

そして、古いハイブリット車になりますと、
駆動バッテリーやいろんな部品などに高価な物が
使われている可能性もありますので、
修理する時に代金が高くなる場合があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ハイブリット車に乗るのが夢でしたので、
年式は古いが、走行距離が短くて安い中古車を手にいれました。

と言われた場合には、もしかしますと、駆動バッテリーに
問題があったり、事故歴がある中古車の可能性もあります。

販売店によっては、中古車の悪い部分は、
一切言わないようなところもありますので、
平均の相場よりも極端に低い値段の中古車ですと、
何か問題があると疑ってもよいかも知れません。

そして、ハイブリット車の特徴になります
駆動バッテリーの性能を考えますと、
古くても5年落ちぐらいまでの中古のハイブリット車に
しておいた方が大きな問題などにならなくて済みそうです。

中古のハイブリット車を購入しようと考えているのでしたら、
何件も中古車ショップに足を運んで中古車の見る所は、
しっかりと見て、店員にも聞くなどしてから、
購入を検討してくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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