
交通事故は、あなたもでしょうが、誰もがすき好んで起こしているわけではないはずですが、ちょっとした不注意から事故につながる場合もあります。
1年を通して交通事故がありますが、特に12月と1月は交通事故の件数が多いと言われています。
年末などの休みにも関係していると思いますが、なぜ12月と1月なのでしょうか?
ゴールデンウィークや連休などがありますと、車でドライブや出かけることが多くなりますので、交通事故も起きやすいと言えるでしょう。
季節的な要因など何か関わりがあるのでしょうか?
少し気になりました12月と1月に交通事故が多い理由や時間帯と注意することなどを考えていきます。
12月や1月は交通事故が最も多い危険な月の理由は?
12月や1月になりますと、季節的に冬となりますので、
寒い時期のイメージです。
2月でも寒い時期ですので、交通事故が多いのでは?
とあなたは思われたかもしれませんが、
警察での統計では、12月が交通事故の発生として
最も多いとされています。
そのために、警察においても12月や1月は、
「年末特別警戒」として取り締まりを
強化して交通事故の防止に力をいれています。
12月は、師走と言われているように
何かと忙しい時期になるのも原因ではないでしょうか。
時間がなくしなくてはならない事や
行くところが多くなったりして、
車を運転して急いで行く感じになります。
しかし、車を運転して時間通りに
行かなくてはいけない場所に着かなかったりする可能性が
出てきますと、焦ってしまい無理な運転をしかねません。
無理をしますと、周りを見ていなかったりして、
事故を起こす可能性が高くなります。
いつもは、見ているのに今回に限って見ていなかった為に、
相手者と当たったりして交通事故になります。
また、年末が近づいてきますと、
なぜか、道路工事などが増えてきませんか?
道路工事をされますと、片側1車線の交互通行になり、
それだけ、車の渋滞になる可能性があります。
いつもなら、約30分で着ける距離なのに、
道路工事をしていたために、40分や1時間かかる
場合もあり、予定通りにしたいことが出来なくなります。
予定通りにしなくてはならないと思い、
車を運転しても、やはり無理な運転をしてしまう
可能性も出てきます。
冬になってきますと、雪が降りだす可能性も
ありますので、道路に雪が積もっていない状態でしたら、
雪が降っていても、特に気にならないでしょう。
しかし、夜に自宅で寝ている間にいつの間にか
雪が降っていて、朝に起きますと周りが雪で
真っ白けなんてこともあるかと思います。
車を運転していくにも、雪が積もっていますし、
道路も凍結しているおそれがあり、
夏用タイヤで運転しますと非常に危険です。
しかし、会社や用事があってどうしても
車で出掛けなくてはならない場合に
タイヤにチェーンを巻くか、冬用タイヤに交換するを
考えると思いますが、時間がなくて、
仕方なく夏用タイヤのままで運転する人も出てきます。
あなたがタイヤにチェーンや冬用のタイヤに交換していても、
相手者が夏用タイヤのままで運転してきますと、
雪や凍結しているところで、スリップを起こして、
当たってくることもあります。
いわゆるもらい事故と言われるものです。
また、冬用タイヤにしていましても、
今期初の雪道や道路の凍結などに慣れていませんので、
ブレーキをかけても予想より止まるまでの距離が
長くなり、前で止まっている車に衝突するおそれがあります。
要因として考えられることは、
まだまだ、多くありますが、
冬になりますと、気象条件などが違ってきます。
また、12月は年末が近づいてきますので、
仕事や用事が多くなってくる時期でもあります。
そして、ある程度時間通りに進むようにしていきたい為に、
いつもは冷静なあなたでも、焦ってしまい交通事故を
起こす可能性があります。
雪が積もっていても、道路が凍結していても、
道路工事があって渋滞していても、
時間通りに用事が進まないような感じになっても、
常に冷静な判断が出来るようにしてくださいね。
12月や1月で交通事故が多い時間帯は?
12月や1月は、季節的に冬になりますので、
日照時間が短い季節です。
日照時間から考えていきますと、
10月や11月でも7月や8月に比べますと
短いと感じているのではないでしょうか?
確かにそうですが、日照時間が短いと言う事は、
それだけ、日が沈むのが早いと言えますので、
暗くなる時間が早くなると言えます。
車を運転されているあなたや助手席に乗ったことが
ある場合に感じることがあるでしょうが、
日が沈みかけてきた時間帯になってきますと、
運転していても周りが見にくくなってきませんか?
そして、時間が経つに連れて段々と暗くなっていき、
見えにくいためにライトをつけるようになります。
昼間に比べますと、暗くなっていますので、
ライトがあたっている場所は見えましても、
その他の場所は、ほとんど見えない状態になっています。
車を直進している場合ですとライトがあたっていますので、
見えていますが、左折や右折、バック(後進)などを
する時にライトがあたっていない部分が、
ほとんど見えていませんので、急に自転車や歩行者が
出てくることがあります。
オートバイの場合ですと、昼間でもライトを
点灯しなければならない規則になっていますので、
ライトを見て、近づいてきているのがわかります。
しかし、歩行者ですとライトを
持っている人は少ないでしょう。
特に、黒っぽい服装ですと
余計に見にくい感じで、ハイビーム(ライトを上向き)
にしてやっとわかることもあるでしょう。
また、自転車は暗くなりますと、ライトを点灯して
運転しなければなりませんが、守っていない人も
いるのが現実ですので、暗いところから
急に出てくるように感じます。
そして、最も気を付けなくてはならないのは、
暗い夜でなく、夕方で少し暗くなってくる時間帯です。
少し暗くなってきているだけですので、
まだ、見えていると思ってライトを点灯していませんと、
運転手としては、見えていても、
他の車や歩行者、自転車、オートバイからは、
ライトを点灯していない車の存在に気づきにくくなります。
そうしますと、歩行者や自転車は車が近づいて来るのが
気付かずに横断歩道や道路の中央近くにいて、
車の運転手も発見が遅くなり交通事故になる可能性もあります。
また、昼間に比べますと夕方は通勤や通学をしている人が
多くなり交通量が増えますので、その分だけ危険が増します。
そして、朝よりも夕方の方が疲れていることもありますので、
気がゆるんでいたり、注意力が低下している場合が
ありますので、特に危険な状況になります。
もちろん、暗い夜でも視界が狭くなっていますので、
注意したほうがよいですが、交通量から考えますと、
夕方で、少し暗くなって見えにくくなってくる時間帯は、
歩行者や自転車、オートバイ、車などが多くなりますので、
特に注意したほうがよいでしょう。
交通事故を防ぐために注意することは?
12月や1月だけでなく交通事故を防止するために
注意することも含まれます。
車を運転する時は、スピードを出し過ぎないように
常に注意したほうがよいでしょう。
前の車との車間距離は、少し開きすぎているかな?と
思うぐらいのほうが余裕を持って運転出来ますし、
もしも、前の車が急ブレーキをしても、
車間距離が開いている分だけあたる可能性は
低くなるでしょう。
歩行者や自転車などがいる場合には、
徐行運転をして、少し離れた場所を通るように
しますと、急に横へ出てきてもあたる可能性は
低くなります。
左折時や右折時、後進する時は、
特に周りに気を配って運転しましょう。
冬に備えて、冬用のタイヤに早めに交換したほうが
よいと言えます。
冬用タイヤを早く交換してしまいますと、
タイヤが早く劣化してしまうと考えますが、
朝に起きて、雪が積もっていたり、
道路が凍結していますと、チェーンを付けたり、
冬用タイヤに交換するだけ時間がかかります。
そうしますと、時間がなく焦ってしまいますし、
もしも、夏用タイヤのままで車を運転しますと、
スリップする危険性も出てきて事故を起こす
可能性が高くなります。
そうならないためにも、早め早めに準備して
おく必要があるでしょう。
暗くなってくる夕方などは、早めにライトを
点灯させて、相手者からもあなたが運転している
車の存在に気付かせることも大事です。
もちろん、見えにくいと感じるのでしたら、
すぐにライトをつけたほうがよいでしょう。
ライトをつけることによって電球などが
早く消耗してしまい、交換するにも費用がかかると
思うかも知れませんが、交通事故を
起こしてしまいますとライトの費用よりも
金額が高額になりますし、精神的な負担もあり、
それだけで済まない場合が多々あります。
また、ライトには、ハイビームとロービームが
ありますので、対向車がある場合には、
ロービームで運転したほうが相手者が
まぶしくなくてよいですが、
対向車がいない場合や山道などは、
ハイビームにして出来るだけ見やすい
状況にして運転しましょう。
ちなみに、電車は昼間でもライトをつけて
運転しています。
それは、相手者(歩行者、自転車、オートバイ、
車など)に電車が近づいてきているのを
知らせるために昼間でもライトをつけて
運転されています。
最近では、トラックなどでも昼間から
ライトを点灯させて運転していますが、
これも相手者にトラックの存在を
気づかせるためにされています。
車の装備で、オートライト機能がありますと、
有効的に使うようにしたほうがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬場は、天候などにより道路状況などが
変わりますので、時間的な余裕をもって
運転するようにしましょう。
また、交通事故は、車を運転していますと、
いつ起こるかわかりませんので、
常に冷静に安全運転を心がけてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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