滋賀県の国宝で彦根城の歴史や城付近の観光と入城料金やアクセスは?

私は、日ごろJR線を利用して通勤しています。

駅にはいろんなパンフレットなどが置かれています。

普段は、あまり気にしないパンフレットですが、私の目にとまったのが、彦根城のパンフレットでした。

私はお城に少し興味があり、何年か前ですが、北は北海道の五稜郭から南は九州の熊本城まで観光で見に行きました。

お城が好きな人も訪れたい城として、国宝級の彦根城や城付近の観光などを考えていきます。

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滋賀県彦根市にある国宝で彦根城の歴史は?


彦根城は滋賀県彦根市にあり、
琵琶湖畔の小高い独立丘陵である
彦根山(金亀山、標高136m)を中心につくられ、
姫路城、松本城、犬山城、松江城とともに
国宝に指定されています。

別名は金亀城(こんきじょう)と言われ
天守をはじめ、重要文化財の各櫓(かくやぐら)
下屋敷の庭園である玄宮園(げんきゅうえん)
内堀・中堀などが当時の姿として残っていて、
全国的に見てもきわめて保存状態のよいお城になります。 
 
また、修復などを繰り返していますが、
ほぼ創建当時のままを維持している彦根城の魅力は
何と言っても天守と附櫓(つけやぐら)及び
多聞櫓(たもんやぐら)の2棟が国宝に指定されていて、
土足厳禁となっています。

天守は城内見学ができ、お城の最上階からの眺めは
堀や市街地が一望でき、城壁には雑草などが
ほとんどなくお堀とマッチングした風景に感動します。

彦根城の歴史については、戦国時代の終わりに
井伊直政の長男・井伊直継が1603年に築城を開始し
1606~1607年頃に天守が完成しました。

城郭全体は1622年に完成し、約400年もの間、
現存するお城と言うことになります。

時代は流れて、明治時代になりますと、
彦根城は1878年(明治11年)に
解体される予定でした。

しかし、明治天皇が明治11年10月に北陸巡幸を終え、
彦根を通られたときに、保存するようにと
大命が下されたみたいです。

他の説には、随行した参議大隈重信が城の消失を
惜しみ、天皇に奉上した説と、
天皇が近江町長沢の福田寺で小休止されたとき、
住持攝専(せっせん)夫人が天皇の従妹(いとこ)
にあたるかね子から奉上したとも言われています。

彦根城と城付近の観光は?


彦根城内には、太鼓門櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓、
佐和口多聞櫓(さわぐちたもんやぐら)、
馬屋は国の重要文化財に指定されています。

しかも、馬屋は重要文化財指定物件として
全国的にみても稀少価値(きしょうかち)があります。

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天守閣から北の「西の丸の三重櫓」は、
非常に保存状態が良く見応え充分で、
北には琵琶湖を一望する事が出来ますので、
見学する価値は十分にあります。

玄宮園(げんきゅうえん)は彦根城の北側にあり、
井伊家の大名庭園で池とその周辺をめぐる園路を
中心とした池泉回遊式の庭園となっています。

彦根城を含めた江戸文化の贅を尽くした
美しい日本庭園で、国の名勝にも指定されています。

こちらの玄宮園には
「鳳翔台(ほうしょうだい)」という茶室があり、
500円で抹茶と和菓子を楽しむこともできますので、
庭園を眺めながらゆっくり抹茶を
いただくのも風情があってよい感じですね。

彦根城博物館は、彦根城の表御殿跡にあり、
彦根城の歴史から、井伊家の家計図まで、
歴史が好きな人にはたまらない貴重な
資料ばかりが揃っています。

観光に訪れる価値がありますし、
歴史をよく知らないという人も意外と楽しめます。

また、博物館内にお茶席がありますので500円で
お茶と季節の生菓子を楽しむことができます。

博物館をまわって足が疲れましたら、
こちらで一休みするのもいいかもしれませんね。

彦根城の入城料金とアクセス方法は?


電車で行く場合は、
JR東海道本線(JR琵琶湖線)彦根駅から
徒歩で約15分です。

車で行く場合は、
名神高速道路彦根ICから彦根城へは、
国道306号線を彦根市内方面へ走って
「外町」交差点を右折して約10分で到着します。

彦根城内駐車場は3箇所で
普通車が約200台駐車可能です。

城内駐車場が満車の場合は、
京橋口駐車場が便利です。

普通車は約160台(障害者用4台)
駐車できますので空いてる可能性が高いです。

彦根城入城料と玄宮園観覧料セットで
一般:600円、小中学生:200円です。

玄宮園のみ観覧料は
一般:200円、小中学生:100円です。

彦根城博物館入館料は
一般:500円、小中学生:250円です。

彦根城入城料と玄宮園観覧料そして
彦根城博物館のセット券で
一般:1,000円、小中学生:350円です。

彦根城および彦根城博物館の観覧時間は
8時30分~17時までで年中無休です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

歴史的にも名高い名城なだけあって、
奥が深いお城ですので、
ぜひ一度足を運んでいただき彦根城の
すばらしさを存分にあじわってくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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