
冬になりますとみかんがスーパーなどで売られますね。
寒い季節に食べるくだものですのでこたつにみかんなどを連想しませんか。
冬にスーパーや果物屋さんなどで売られているみかんは「温州みかん」と呼ばれるくだものになります。
寒い冬に食べるくだものになりますので、体の免疫力を高める為に栄養が豊富にありそうです。
少し気になりましたみかんの栄養について考えていきます。

みかんの身には
ビタミンCやクエン酸、
βクリプトキサンチンが
豊富にあります。
ビタミンC
免疫力を上げる効果や
美肌効果、ストレスにも
良い効果があるようです。
免疫力を上げると
ザックリ言われても
ピンとこないでしょうが。
単純に、
風邪の予防など体に良い作用が
あると思ってください。
他にもみかんを食べて、
「すっぱい」と感じませんか?
このすっぱさがクエン酸と
言われる成分になります。
クエン酸って何?と
思うでしょうが、
体に良い効果があります。
クエン酸
体が疲れたなどの疲労は、
乳酸が体内でたまる為と
言われています。
クエン酸は、乳酸を分解して
尿として体外へ
排出する働きがあります。
また、血液をサラサラにして
体内の隅々まで血液を
運んでくれる働きもあります。
体内で血液の流れを
良くしてくれますので、
新陳代謝が活発になり、
疲労回復に役立ちます。
ちなみに、
痛風にも効果があるのか?
と言われますと。
痛風から連想されるのは、
尿酸になるでしょう。
尿酸と言われますと、
プリン体が関わってきます。
そうなりますと、
プリン体を多く含む
食品を食べないように
医師から言われた経験が
ある方もいるでしょう。
みかんに含まれる
クエン酸の量は、
約0.7%~1.1%と
なりますので、
みかん1個に、
約1割のクエン酸が
含まれていると
考えた方が良さそうです。
クエン酸が尿を酸性から
アルカリ性に変えるのか?と
言われますと疑問になります。
クエン酸ではなく、
「クエン酸製剤」になります。
ん?!と思うでしょう。
クエン酸製剤は、
クエン酸ナトリウムと
クエン酸カリウムの合剤に
なります。
クエン酸製剤になりますと、
尿をアルカリ性に
変える働きがありますので、
尿酸を体外に排出させる
期待があります。
しかし、
クエン酸の文字が
書かれていますが、
少し違うようです。
ナトリウムは塩と
思っているでしょう。
みかんにナトリウムが
含まれている量は、
100グラムで
約1ミリグラムになります。
すごく極わずかな量になります。
ちなみに、
カリウムになりますと、
100グラムで
約150ミリグラムになります。
ナトリウムよりも
多くなりましたが、
単位がミリグラムになり、
少ないとしか言えません。
そうなりますと、
みかんのクエン酸では、
痛風の改善に
期待できない感じです。
βクリプトキサンチン
あまり聞いた事がないような
よくわからない成分と
思うでしょう。
ビタミンCやクエン酸と違い
見た目でβクリプトキサンチンが
含まれていると
わかる成分になります。
みかんのオレンジ色は、
βクリプトキサンチンの
色素になります。
ガン予防や
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防、
糖尿病予防に
効果があると言われています。
体内にガンを発生させる
発がん性物質や活性酸素などから
正常な細胞を守ってくれる
抗ガン作用があると
言われています。
骨粗鬆症は、テレビや
病院の張り紙などで見たり、
聞いた事があると思います。
骨に関係する病気だと
わかっていても実際には
どんな病気なのか?
気になりませんか。
年齢が若い人には、あまり
関係ないかも知れませんが、
40才を越えてからは
気にした方が良い病気になります。
そんなに若い年齢から?と
思うでしょうが、
病気になりますので、
年齢が40才以下でも
気にした方が良い病気です。
骨粗鬆症は、
骨の骨密度や骨質が
悪くなり骨折しやすく
なる病気になります。
要は、
骨の強度が衰えて、
少しの衝撃でも、
骨が折れてしまったり、
骨折しなくても、
骨の強度が低い状態です。
しかし、、
βクリプトキサンチンの働きで、
骨密度を良くして、
骨を形成する働きも
良くしてくれます。
そうしますと、
骨密度や骨質が良くなり、
骨が強くなりますので、
骨粗鬆症になりにくい体に
なると考えられます。
また、
骨自体を改善してくれる
働きもあると
言われていますので、
更に良い効果が期待出来ます。
糖尿病も
聞いた事があるでしょう。
糖質制限の為に、
食べ物や飲み物などが
決まった量以上、
飲食が出来ない感じです。
そうしますと、
飲んだり食べるのが
楽しみなあなたにとって、
ショックで食事制限に
耐えられないですよね。
そこで、
βクリプトキサンチンの
登場です。
血糖値の数値を
安定させる為に
血液中に含まれる
インスリンの量を低下させて
糖尿病の悪化を防ぐ効果が
あると言われています。
糖尿病の人にとっては、
夢のような成分ですね。
みかんを毎日、
どれぐらい食べれば良いのか
不明ですが、
みかん1個に対して、
βクリプトキサンチンは、
1~2mg含まれています。
そうしますと、
みかんを食べないよりは、
食べた方が良いと
思いますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
みかんには、
他にも身体に良い
栄養があります。
冬に何気なく
売られているみかんですが、
寒い季節だからこそ
しっかり食べて栄養を
摂るようにしたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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いつも拝見しています。
今回のミカン記事も勉強になりました。
いつもご覧いただきありがとうございます。今後もより良いブログ作成の励みになりました。
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