緑色や赤色のピーマンで違いや旬と栄養は?

現在では、ピーマンは一年中を通して売られている野菜になりますので、旬はいつなのか?わからなくなりますね。

ピーマンには緑色と赤色があります。

赤色のピーマンはパプリカの間違いでは?と思うかも知れません。

実際に緑色と赤色のピーマンはありますし、食べる事もできます。

少し気になりました緑色と赤色のピーマンはどう違い、旬と栄養などを考えていきます。

スポンサードリンク

緑色のピーマンは?


スーパーなどで売られているピーマンは、
ほとんどが緑色をしていると思います。

赤色のピーマンを見た事がないし、
パプリカとして売れられているのを
見たぐらいだと思うかも知れません。

緑色のピーマンはどのような物かと言いますと。
ピーマンを育てますと、
小さな緑色のピーマンが育っていき、
大きくなっていきます。

緑色で食べごろの大きさになりますと、
収穫するが一般的だと思います。

しかし、緑色のピーマンは、
未熟なピーマンになります。

そうしますと、
スーパーなどで売られている
ピーマンは未熟な物になるの?
と感じるでしょう。

熟してなくてあまりおいしくないのかも?
など色々と考えてしまうでしょう。

しかし、未熟な緑色のピーマンでも
おいしく食べれますので、
あまり考えなくても良いでしょう。

味は少し苦味がありますので、
よくお子さんがピーマンを嫌うのは、
苦味があるためと思います。

食べた時の歯ごたえが良くて、
緑色でツヤツヤしてきれいでも、
お子さんにとっては、苦味や
青臭さが先にきてしまうかも知れません。

赤色のピーマンは?


赤色のピーマンはスーパーなどで、
売られているのを
見たことがないと思います。

赤色のピーマンは、
緑色のピーマンが未熟に反して、
完熟したピーマンになります。

完熟したピーマンが赤色なのに、
なぜ未熟状態の
緑色のピーマンばかり売られているの?
と思うかも知れません。

完熟だと言う事は、
早く痛んでしまうかも知れません。

また、一般的な思いで、
ピーマンは緑色に慣れてしまっていて
赤色のピーマンは売れないかも知れません。

理由はハッキリとしませんが、
緑色のピーマンばかり、
売られているのは確かです。

ちなみにピーマンが赤色になる原因は、
収穫時期になっている緑色のピーマンを
収穫せずに、放置していますと、
日光にあたり続けて葉緑素が減っていき、
赤い色素が表れてくるためです。

スポンサードリンク

大きくなった緑色のピーマンを
収穫せずに、育てていますと、
日光によって緑色から赤色に
変色して完熟状態になります。

赤色のピーマンが完熟ですので、
緑色のピーマンに比べて、
苦味や青臭さが少なく、
食べやすいと思います。

ピーマンが嫌いなお子さんでも
赤色のピーマンでしたら、
食べられるようになるかも知れません。

しかし、
赤色のピーマンは、
ほとんど売られていませんので、
手に入れるのは難しいでしょう。

緑色や赤色のピーマンの旬と栄養は?


一年中売られている野菜と思えますが、
ピーマンの旬は、夏になります。

収穫時期は梅雨の6月ぐらいから
夏が終わる9月ぐらいまでになりますので、
ピーマンの出荷も多くなり
値段が安くなる時期になります。

緑色のピーマンが未熟に比べて、
赤色のピーマンは完熟と先程言いました。

野菜だけでなく果物でも、
完熟の方がおいしいと思いますよね。

ピーマンでも同じ事が言えていると思います。

では、緑色と赤色のピーマンの栄養は
どうなっているのでしょう。

ピーマンにはいろんな栄養が含まれています。

緑色と赤色では、栄養の数値が
完全に違っている物だけを言いますと。

ビタミンAとビタミンC、
ビタミンE、βカロテンに違いがあります。

ピーマン100グラムあたりです。
ビタミンA
緑色ピーマン…約70μg
赤色ピーマン…約180μg

ビタミンC
緑色ピーマン…約76mg
赤色ピーマン…約170mg

ビタミンE
緑色ピーマン…約0.8mg
赤色ピーマン…約4.3mg

βカロテン
緑色ピーマン…約0.4mg
赤色ピーマン…約1.1mg

「μg」はマイクログラムと読み、
1μgは1000分の1mgになります。

赤色ピーマンの方が
栄養の数値が増えています。

数値の分だけ、
おいしくなったのかも?知れませんが、
栄養が増えて美味しく食べられるのでしたら、
赤色ピーマンの方がお得ですよね。

ちなみに緑色から赤色のピーマンは、
カプサイシンの影響によります。

カプサイシンは、
血流が良くなり身体の隅々まで
血液を送ってくれますので、
冷えを改善してくれたり、
頭の回転も良くなると言われています。

赤ピーマンの方が完熟の印象と
栄養などでは、
とても良いと言えそうですね。

まとめ

いかがでしょうか。

ほとんどスーパーなどでは、
出回っていない赤ピーマンですが、
もしも見つける事が出来ましたら、
買ってみてはどうでしょう。

また、自宅で野菜などを
育てているのでしたら、
ピーマンを作ってみて、
緑色の時期でなく赤色になってから
収穫してはどうでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

関連記事です。

スポンサードリンク

コメントを残す