島根県にある松江城近くの仏閣と施設や建物とおいしい名物料理は?

山陰地方の島根県で県庁所在地になっています松江市には、松江城が市のシンボルとして建っていて、観光名所の1つでもあります。

その松江城以外にもたくさんの観光名所やおいしい名物料理などがあります。

松江城と一緒に観光したい場所やおいしそうな名物料理などを考えていきます。

私の独断と偏見になりますので、その辺りはご了承をお願い致します。

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島根県にある松江城近くの仏閣は?

松江神社

松江城山公園内の二の丸にあるのが松江神社で、
島根県神社庁指定特別神社に指定されています。

松江市、西尾町に創建した東照宮の御心霊として
1628年(寛永5年)に創建されました。

松江市、西川津町の楽山に
江戸時代の初代藩主を祀った楽山神社として
1877年(明治10年)に創建されました。
 
1898年(明治31年)に西尾町にあった
東照宮と西川津町に御祭神としてあった楽山神社を
合わせて1つにして祀られ(まつられ)ました。

その翌年の1899年(明治32年)に
松江城山公園内の二の丸に神体を移して、
松江神社と名が改められました。

また、縁結びのスポットとして知られていて、
縁雫ハートの絵馬が、松江観光案内所で購入できて
松江神社の境内に掛ける事ができます。
様々なご縁や御利益があると知れ渡っています。

城山稲荷神社(じょうざんいなりじんじゃ)

松江城の裏手にあります。
松江城山公園内の北の丸付近に松江藩の守護神と
あがめられる城山稲荷神社があります。

松江城築城の際に、既にあった若宮八幡宮と
初代藩主が創建した稲荷神社を合わせて祀られた神社で、
狐の石像が数多くあります。

日本三大船神事の1つである
ホーランエンヤ(水都・松江の船祭)が開催される神社です。

また、ホーランエイヤは約360年前に
始まったと言われていて、
その当時は10年に1度の開催でしたが、
約150年前から12年に1度の開催に変更されたようです。

しかし、1900年代以降になり開催しなかったり、
開催年がずれたりしていました。
 
そして、2010年(平成22年)に神事をつかさどる
城山稲荷神社と阿太加夜神社(島根県東出雲町)の各宮司と
関係者が協議した結果、当初にありました10年に1度、
定期開催に戻すことが決まりました。

次回の開催は2019年(平成31年)に開催予定です。

赤い鳥居がよく目立つ神社になります。
その鳥居をくぐり歩いていきますと境内の先に階段があり、
登り切りますと城山稲荷神社の山門の奥に拝殿が見えてきます。

拝殿の周囲を囲むように
約1000体(昔は約2000体以上あったらしいです。)
ほどの狐の石像が並んでいます。

この狐の石像はとても小さく素朴な物で
10cmぐらいしかないものがあれば、
大きい物で50cmほどのものもあって千差万別です。

その狐の石像の中に1体だけ、
玉を右前足で持っている狐の石像があります。

このたった一体の狐の石像を見つけることができましたら、
願いが叶うと言われています。

運よく見つかりましたら、
きっとお稲荷さんのご加護として、
拝殿でしっかりとお参りをしてくださいね。

松江城近くにある施設や建物は?

島根県物産観光館(島根ふるさと館)

松江城から徒歩約5分です。

松江城のグッズや土産品などや島根のお菓子、松江の和菓子、
農水産品、和紙、めのうなど販売されています。

中はとても広く、出雲の名産品や
お土産(出雲そば、しじみ、縁結びグッズ)などが
数多く揃えられていて、見るだけでも楽しめます。

近隣には、駐車場がありますので
お土産などを買うには最適な場所と言えます。

松江歴史館

松江城から徒歩約5分です。

松江城の東に隣接していて、江戸時代には
松江藩の家老屋敷が建ち並んでいた場所になります。

松江城の回りには、松江城に関係する観光スポットが
数多くあり、そのひとつがこの歴史館になります。
 
館内で「本館」には、
松江の歴史・文化について紹介している「展示エリア」と
各種講座やくつろぎのスペースになる「体験・交流エリア」
歴史資料の調査研究や収蔵などをおこなう
「調査研究・管理エリア」があります。

また歴史館の周囲に残る江戸時代からの
石積み水路なども整備されていて風情があります。

館内に入りますと、すぐに靴を脱いで座敷にあがります。

展示室もショップも床は座敷や廊下ですので、
足も疲れず気楽に見学ができます。

また、展示室内には途中で休憩できる場所がありますので、
疲れたり、ゆっくり座ってくつろぎたい場合は、
そちらで休憩するとよいでしょう。

展示室内にあるパネルの文字が
わかりやすくしてあったり、
興味がひかれるよう工夫がされています。

松江城や松江の歴史などが紹介、展示されていますので、
お城や城下町の仕組み、
そして移り変わりなどを知る事ができます。

さらに、映像、模型、書割、切り絵などや
さらに楽しい手法なども紹介しています。

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しかも、各種の歴史体験イベントを開催するほか、
天守が見える場所に日本庭園や茶室、
家老長屋なども備えられています。
 
展示館以外は無料で入場できますが、
展示館は松江城ができるまでの歴史など、
よくわかるようになっていて有料になりますが、
見る価値は十分にあります。
 
入館料
基本展示は、大人:510円、小・中学生:250円です。
企画展示になりますと、展示ごとに金額が異なりますので
注意してください。基本展示と企画展示のセット券もあります。

開館時間
4月から9月まで
8:30から18:30までです。
10月から3月まで
8:30から17:00までです。
展示室への最終入館時間は閉館の30分前になります。

休館日
毎月第3木曜日(祝日の場合は翌日が休館日)です。

興雲閣(こううんかく)

松江神社の隣に建っている木造洋風建築の建物で
島根県指定有形文化財に指定されています。
 
1902年(明治35年)12月に着工し、
翌年の1903年(明治36年)9月に完成しました。

初めは、明治天皇の行在所として使用される目的で
造られたため、装飾類や彫刻類を多く使用した
華麗な造りとなっています。
 
しかし、明治天皇がご巡幸することがありませんでした。
そして、1907年(明治40年)に
皇太子様(後の大正天皇)が山陰道を
行啓(ぎょうけい)するにあたって、
同年の5月22日から25日までご宿泊され、
迎賓館(げいひんかん)としての役目を果たしました。

その後、1912年(明治45年)に松江市の
公的な歓迎所になり、各種の展覧会場、
会合などで使用されるようになりました。

1973年(昭和48年)からは
「松江郷土館」として使用されてきましたが、
2011年(平成23年)3月に閉館となりました。

2013年(平成25年)から2015年(平成27年)に
明治45年当時の建物として歴史的に
魅力のある建物として保存修理工事が行われました。

そして、2015年(平成27年)10月3日に
松江市工芸品陳列所としてリニューアルオープンしました。

開館時間
4月1日から9月30日まで
8:30から18:30までです。
10月1日から3月31日まで
8:30から17:00までです。

入館料は無料で年中無休です。

松江市のおいしい名物料理は?


松江のご当地グルメは、味わい深くて奥深いものばかりです。

出雲そば

昔から変わらない味になり、
松江城のお堀近くにある出雲そばのお店や
松江城のお堀の近くにある武家屋敷を改装した
出雲そばのお店などがあります。

観光客からは、割子そばが人気ですが、
地元に愛される味として、名物鴨南蛮も人気で
臭みのない鴨からは旨みとコクがつゆに広がり
香り豊かな蕎麦とだしのうまみが魅力的です。

宍道湖七珍(しんじこしっちん)

出雲のグルメと言いましたら、
やはり名物の宍道湖七珍は外せませんね。

魚介類で、スズキ、ウナギ、シラウオ、コイ、
シジミ、ワカサギ、モロゲエビの7種類が
宍道湖で獲れる代表的な海産物になります。
 
宍道湖は、日本海とのわずかな水位の差で、
海水が湖に入って来るという珍しい環境によって、
漁獲される海産物も、淡水魚と海水魚の両方が獲れます。

こうした珍しい環境によって
名物の郷土料理が出来たと言われています。
 
また、季節によって獲れる魚介類が違いますので、
何度も訪れる人は、季節を変えて来ていただき、
おいしい魚介類を堪能してくださいね。

地元の人はもちろん、観光客にも
とても人気ですので、ぜひ、1度お試しください。

島根和牛

あまり聞いたことがないブランド牛ですが、
山陰のブランド牛「島根和牛」は、程よい霜降りと、
赤みの旨さが人気のご当地ビーフで、この和牛の旨味を
生かしたいろんな料理など、楽しめるお店があります。

松江おどん

松江市は人口あたりのおでん屋の数が
全国でトップクラスと言われるぐらい
「おでんの街」としての顔も持っています。

冬に限らず、一年中おでんを
提供しているお店が多い町です。

松江のおでんは、地域によって違いがあるものの、
基本的にはあご(トビウオ)だしを使って
煮込まれていますので、上品で奥深い味わいになります。

具の種類も多様していますので、あごのちくわなどが
入っていたりして、とても美味しいです。

そして、そのおでんの下にうどんが
入っているのが「おどん」になります。
麺料理で「松江おどん」は静かなブームになっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

松江市には、まだまだたくさんの観光スポットがあります。

今回は、松江城近辺を考えましたが、
松江駅からお城と反対の方角になります南方の山沿いに
ある神社で「八重垣神社(やえがきじんじゃ)」があります。

良縁や子宝に恵まれるスポットとしても有名で、
全国から幸せになりたい人が
たくさん訪れて来ると言われています。

また、片思いの人や良い縁に恵まれたい人に
必見の「縁結びパワースポット」になります。

このように、お伝えしきれない部分も多々ありますので、
ぜひ、島根県松江市に足を運んでいただき、
思う存分に観光を楽しんでいただきたいと思います。

なお、2016年(平成28年)10月21日、
14時07分ごろに鳥取県中部で
マグニチュード6.6の地震がありました。

松江市においても震度4を観測していますので、
松江市に観光や旅行の際には、十分にご注意ください。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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