
4月から新入生として新しい学校に通うようになり、自転車での通学ができる学校もあります。
学校側としては、登校する生徒さんに対して安全に登下校ができるよう配慮をして、いろんな校則を定めていますので、確認しておいた方がよいでしょう。
新入生が自転車通学する学校の規則は?
地域や通われる学校によっても違いがありますので、細かい部分は確認してくださいね。
例として述べておきますと。
自転車で登下校する生徒に対する自転車運転講習をする学校や自転車運転免許証などを発行して通学を許可する学校もあります。
また、自転車で通学する場合の運転ルールなどの内容が書かれた用紙などを配って、道交法などを教える学校もあります。
通学で使う自転車にも決まりがある学校もありますので、少し紹介します。
通学で使う自転車は、学校が認めた設備が備わっている自転車で、自転車に学校名などが入った登録ステッカーなどを貼る学校もあります。
自転車の色についても厳しい学校があります。派手な色やカラフルなデザインの自転車を禁止していたり、極端に言いますと、黒と白とグレー以外の色は禁止している学校もあります。
サイドスタンドの自転車を禁止していたり、前カゴだけでなく、後ろ側にも荷物が載せられるように荷台のある自転車しか通学用の自転車として認めない学校もあります。
自転車を施錠する鍵についても、1か所の施錠でなく、2か所施錠できるよう決められている学校もあります。
雨具についても、傘ではなくカッパなどを必ず用意して提出してすることで、自転車通学を許可する学校もあります。
学校によって、自転車通学に対しては特に厳しくしている学校も多数ありますので、自転車通学されるのでしたら、必ずもらった用紙を確認しておいてくださいね。
自転車通学の校則が厳しい理由は?
自転車通学が許可されていないにもかかわらず、自転車通学をしてしまった場合や自転車通学の許可はもらっていたが途中で自転車を改造したり買い替えた場合には注意が必要となります。
日本においては、登下校で学校に通う生徒は、学校の管理下におかれていますので、その学校の生徒は校則を守る義務があります。
学校の管理下におかれていると言うことは、登下校時に自転車通学で被害者になり、事故やケガなどをした場合や逆に加害者になる場合においても学校側が対処する必要があります。
そうしますと、学校としては、自転車通学される生徒さんに対して、特に事故やケガなどで被害者や加害者にならないよう安全に通学してもらう必要がありますので、校則が厳しくなります。
学校としては、事故やケガにあわないで安全に登下校してもらうことが一番大事に考えての校則になります。
また、各都道府県の教育委員会や警察は各学校に対して必ず通学規定を定めるように指示を出しています。
その指示に従い学校側が通学規定として校則を定めています。
通学で使う自転車の確認箇所は?
ライトは必ず必要になりますので、付けていない場合にはすぐに取り付けるようにしましょう。最近では、太陽充電式のライトで暗くなりますと自動で点灯してしてくれるタイプなどもありますので検討してみてください。
荷台については、校則で必要と決めているところもありますし、部活などで荷物が多くなりますと前カゴだけでは荷物が入りきらない場合がありますので、あったほうが便利ですし、くくり付けるゴムバンドなどもあったほうがよいでしょう。
変速機能はあった方が登り坂などは、登りやすく感じますが、通学路に坂などがなければ特に必要もないと思います。電動自転車は、確かに楽ですが、体力がある学生さんが乗るには高級すぎる感じがしますし、盗まれる危険が高くなります。
スタンドは、サイドスタンドよりも両立スタンドの方が後ろに荷物を積んでくくる時に安定感がありますし、校則でサイドスタンドを禁止している学校もありますので、注意してください。
ハンドルは、普通のタイプになっているかを確認してください。変形させているものやアップハンドル、ドロップハンドルなどは、ほとんどの学校で禁止されているようです。
鍵についても、1か所は必ず付いていますが、校則で決められていなくても2か所を施錠しておくと安心できますね。最近の自転車では、後輪部を施錠するとハンドルも施錠される自転車などもあり便利です。
学校から自転車通学の許可がおりた自転車に登録ステッカーを張り忘れないようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
地域や学校によって校則が違ってきますので、細かいところまでよく読んでおくようにしてくださいね。
何よりも、自転車通学される学生さんが安全に登下校できるように決められた校則ですので、必ず守るようにして楽しい学生生活を送るようにしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
関連記事です。
新入生が通学用自転車を購入する場合。人気自転車を3種類ご紹介します。
通学中に自転車で交通事故にあった時の対処方法と保険や自転車の道路交通法は?