病気で胆のうなどにできる結晶のかたまりで胆石症と言われるものがあります。
実際に胆石（たんせき）をもっている人は、１０人に１人ぐらいいると言われていますので、誰もがなりえる可能性があります。
私自身が実際になった胆石症について述べていきます。
睡眠中に起こる謎の激しい腹痛はなに？
ある日の夜中に寝ていて、突然、お腹の真ん中あたりに激しい腹痛になりました。
私自身は、尿管結石の経験がありましたが、それぐらいかそれ以上の痛みがあり、お腹の痛い場所からして、尿管結石でないと感じました。
お腹の激痛に耐えながら、市販の鎮痛剤（ちんつうざい）を飲みますと１時間ぐらいで痛みがなくなり、また寝れるようになりました。
昼間は、お腹の痛みがなく普段通りに生活ができ何事もなかったような感じでした。
しかし、寝ていますと、夜中に再びお腹に同じような激痛になる日々が続き、その度に鎮痛薬を飲んで痛みがなくなるのを我慢していました。
このままでは、睡眠不足にもなりますし、毎日のようにお腹が激しい痛みが出ることで、体に異変があると思いましたので、病院で検査を受けることにしました。
病院で原因は胆石とわかり手術することになった。
近くにある内科に行こうと思ったのですが、検査してもらう設備もありませんでしたので、隣町にある検査する設備がある中規模の病院に行って診察をしてもらいました。
病院では、レントゲンや腹部のエコー検査、血液検査などをしてもらい、結果を聞きましたところ、レントゲンではわからない感じでしたが、腹部エコー検査で、胆のうに石みたいなものがあると言われました。
すぐに、外科の先生のところに行ったところ、胆石とわかり、サイズも大きいので手術をして取り除くしか方法がないと言われました。
実際に、手術をするのは、初めてで不安がありましたが、ほとんど夜中になりますと激しい腹痛になり、つらい状態でしたので、手術をして痛みを取り除いて欲しい思いから、すぐに手術をしてもらうようにお願いしました。
すると、先生から１週間後に手術をすると言われて、手術に関する説明を聞いて、同意書や承諾書などの書類にサインをして、手術後に経過観察するために入院する必要があり入院診療計画書を渡されて準備品などの説明も受けました。
そして、先生から手術をする日までは、出来るだけ油ものは食べないように言われました。理由としては、油ものを食べることによって、胆のうから胆汁（たんじゅう）が出て胆のう管で胆石が詰まって痛みがおきるということでした。
しかし、食事で油ものを食べないようにしていても、手術をする日まで睡眠中に激しい痛みが何度もおこり続けました。
手術前の不安や手術後の体調は？
手術の当日は、絶食で病院に行って入院するベットを案内されて荷物などを置いてから、昼過ぎぐらいから手術の準備をするために看護師さんが来て着替えなどをしました。
その後、手術室へベットに乗ったまま運ばれて行きますと、テレビのドラマなどでよく見るような手術の照明などがある感じでした。
そして「全身麻酔をします。」と言われてから、数分で意識がなくなり気がついたときには手術が終わっていて病室のベットで寝ていました。
気分は、悪くなかったですが、夜中になり熱をだして、看護師さんが水まくらを持ってきてくれましたが、何度も起きてしまい、ほとんど寝れなかった感じです。
翌日の朝は、朝食が出ずに代わりに点滴をしていました。そして、昼食は出ましたがなぜか？食べる気が起きずにほとんど食べられなかったです。
夕食になり、何とか食べられた感じでその日の夜は、お腹の痛みもなく寝れたと思います。
入院中は、毎日、先生が来て手術で切開した部分を診察したり消毒などをしてくれました。
手術で切開した部分の痛みは、ほとんど感じなかったように思いますし、食事も段々と食べられるようになってきました。
自分が思うには、手術後の体調は、２日ぐらいはあまりよくなかった感じですが、その後からは、普段の生活とあまり変わらない感じで、夜もよく寝れるようになりました。
そして、手術をして５日目ぐらいに検査をしてもらい異常がなかったようで、次の日に退院許可がおりました。
退院してからは、腹痛にもならずに普段の生活ができるようになりました。
私が入院して思ったことは、食事も食べられるようになりお腹の痛みもなくなりますと、暇でしたし、自由があまりない感じで、早く退院をしたいと思いました。
ちなみに、退院の当日に手術をされた外科の先生から、取り除いた胆石を渡され、思っていたよりも大きくてビックリ！！しました。胆石は、タマゴの形をしていて直径が２ｃｍぐらいありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に胆石をもっていても、自覚症状がなくていきなりお腹に激痛が襲ってきますし、我慢が出来ないぐらいの痛みになります。
自分は大丈夫と思っていてもいつの間にか、胆石症になっているかもしれませんので日ごろから、油ものばかりを食べていますとなりやすいようですので、食生活などの見直しをしたほうがよいと言えます。
最後までご覧いただきありがとうございました。