冬季うつ病の症状と特徴は?ならないよう対策やなった場合の治療は?

最近では「うつ病」と言う言葉は、よく聞かれると思います。

また、冬季うつ病になる人がいて、考え方の違いや思い込みなどがあるため、あなたがうつ状態になっていると、気付かず簡単に見過ごしてしまいます。

うつ病は意外と気付かないと言うか、あなた自身がうつ病だと思いたくない。また、心療内科に行くのを戸惑っているのではないでしょうか。

周りの人やあなた自身も気が付きにくい冬の季節に発病する「冬季うつ」について述べていきます。

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冬季うつ病の症状と特徴は?


冬季うつ病は、季節性うつ病(季節性感情障害)の一種で、
冬場にのみ症状が現れます。
(ごく稀ですが、夏だけうつ病になる方も
おられ「夏季うつ」と言われます。)
冬の季節だけうつ病になるという病気になります。

秋から冬にかけて体調が悪くなり、「体のだるさや疲れやすさ」、
「気分の落ち込みなど」、「最近は、あまり仕事がはかどらない」、
「いくら寝ても眠い」など各個人によって症状が違います。

そして、春には自然とうつ状態から回復してよくなることが2年以上
続く場合に「冬季うつ」の可能性が高くなります。

他にも、「過眠」や「不眠」と「過食」などがあり、
「1日に10時間以上寝てもまだ起きられない。」「全く眠れない」
「特に甘いものが無性に食べたくなる。」という特徴があります。

また、冬にだけ極度の疲労感や気力がなくなったりして、
生活に支障をきたすようであれば、
気が付かないうちに冬季うつになっている可能性があります。

しかも、春になると体調が回復してきますので、
全く気が付かないことがあります。

冬季うつ病の症状は、一般的なうつ病の症状と
よく似ていますが、冬だけになる病気です。
下記に書いている症状が出たら要注意です!
自分でチェックしてみましょう。

・冬になると決まって、うつっぽくなる
・冬に落ち込みが激しくなる。
・今まで楽しんできたことが全く楽しめない。
・ぐったりとして非常に疲れやすい。
・不眠または何時間寝ても起きられない、一日中眠たい。
・食欲の増加、炭水化物や甘いものを特に食べたくなる。
・体重が増える。
・常に不安感やイライラを感じる。
・仕事や趣味などに対しても集中力がない。
・些細(ささい)なことも面倒でできない。
・以前ならやれた仕事がうまく処理できない。
・なぜか不自然に涙が出てきてしまう。泣けてきてしまう。
・自己否定的になる。
・一日中、横になって過ごしていたい。
・春になると体調がよくなり元気になる。
・朝日を浴びた日は元気が出た感じがする。

どうでしたか?あなたにあてはまる物はありましたか。

全てに該当するから冬季うつなどではなく、
症状として考えられることになりますので、
あてはまる物が多いほど、病院に行ったほうがよいでしょう。

冬季うつ病にならないよう対策方法は?


冬季うつ病を発症する主な原因としては、
日照時間の短さ(日照量の減少)に関わりがあるようです。
冬になると日照時間が少なくなり、体内でさまざまな変化を
引き起こしたものが、冬季うつ病を発症させる原因と言われています。

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さすがに、冬に日照時間を多くすることは出来ませんが、
時間が短くても、天気のよい日には、太陽の光を浴びることが
できますので、出来るだけ外に出たほうがよいでしょう。

曇りの日でも、少ないながらも太陽からの光が
地上に届いていますので、散歩程度でもよいので出かけましょう。

また、出かけるのが苦痛でしたら、
ベランダや太陽の光が入る部屋に居てもよいでしょう。

極端な例ですが、
北側の部屋に住んでいた人が南側の部屋に移動したことで、
冬季うつ病にならなくなる可能性もあります。

また、太平洋側に住んでいた人が日本海側に引っ越しをして、
ごくまれですが、冬季うつ病になる人もいます。

ですので、太陽の光は私たちの体に大きな影響を与えています。

冬季うつ病になった場合の治療方法は?


冬季うつ病は、可能性として誰もがなる病気ですが、
やはり、冬の日照時間に大きく影響があると言われていますので、
日照不足の解消として、できるだけ日光に当たるように心がけましょう。

冬季うつ病は、冬の時期になるうつ病ですが、
やはりうつ病には変わりありません。

実際になってしまうと、人によっては体のだるさやしんどさによって
起きられない場合もあります。

そして、つらい病気であることに変わりはありませんので、
2週間以上体調が改善されない場合は、
心療内科または精神科に受診したほうがよいでしょう。

 
ちなみに心療内科または精神科などは、
ほとんどの場合、予約制になっていますので、
一度、近くの心療内科または精神科に電話で予約を取ってから
行くようにしてください。

また、心療内科や精神科に行くのをためらうのでしたら、
心理カウンセラーと電話カウンセリングや、
心理カウンセラーと1対1で話す形のカウンセリングを
している所も多数あります。

料金はかかりますが、話すだけで気分的に楽になったり、
体調がよくなる場合がありますので、
カウンセリングを受けるのも1つの方法です。

そして、心療内科や精神科に受診しますと、
投薬による治療で体調が安定してよくなる場合がありますので、
体に異変を感じましたら何か対策を考えた方がいいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冬にだけ発症する冬季うつ病ですが、いつもと体の調子が違うなど、
何日も続くようでしたら早めに心療内科か精神科に受診することで、
早く治る可能性がありますので、
ためらわずに病院へ行くことをおすすめします。

出来ればなりたくない冬季うつ病ですが、
辛いのはあなただけでなく、家族も辛い状況になりますので、
予防するのが大事だと言えます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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